韓国ドラマ『女の香り』完全攻略ガイド〜人生を輝かせる20のリスト
34才のヨンジェは、臆病なせいか恋愛もせず、ムダ遣いも一切せず。居心地の悪い職場であっても、がまんして働いてきました。
こうした平穏すぎて味気ない日々が、ある日を境にガラリと変わります。交通事故に遭ったために受けた検査で、ガンが発見されたのでした。医師ウンソクはヨンジェの余命はあと半年だと告げました。
辞表を叩きつけ会社をやめる
会社の引き出しの中には、5年前から辞表が隠されていました。実際は失業したくなくて、部長にセクハラされても後輩にバカにされても耐えてきました。しかしVIPの指輪紛失の濡れ衣を着せられ、ソジンカードのセギョンに侮辱されてガマンも限界に! 心ない上司にこれまでの恨み辛みを吐き出し、辞表を叩きつけます。
コツコツ貯めた預金をおろす
相手もいないのに来年は結婚し、いずれは家を建てようとコツコツと少ない給料から貯金してきました。銀行員に「貯金のコツは?」と聞かれ、「遣わないこと」と即答。おしゃれもせず、もちろんブランドものなど一切買わず、食べたいものも我慢してきました。ドケチ生活の苦労を思い出し、ヨンジェは銀行の窓口で号泣します。
愛はポジティブにいきたい
現金を手にヨンジェは親友のヘウォンを誘います。いつもは居酒屋で愚痴ってる二人ですが、おしゃれなバーで飲むことになりヘウォンは大喜び。さらに会社の御曹司ジウクを発見。一方的にジウクに憧れているヘウォンは、ガラにもなく告白しにいきます。しかし途中でトラブル発生。ジウクに気がつかれることなく、あえなく退散。
バケットリストを作る
ヨンジェは「死ぬまでにしたい20のこと」をノートに書き出します。名付けてバケット(棺桶)リスト。「一日に一回ずつママを笑わせること」「困らせたやつらに復讐すること」「タンゴを踊ること」「ウェディングドレスを着ること」「最後に愛する人の中で目を閉じること」と書き連らねました。怖がっていた治療も受けます。
除隊初日からポスター撮り
『イ・ドンウクにとって『女の香り』は除隊後初めてのドラマ出演。入隊前はあえてドラマを見ませんでしたが、「軍隊では本当に熱心に見ました。演技への意欲がより大きくなったと思います。」と言います。しかし除隊当日にポスター撮影のスケジュールが入ると、前日は緊張してまともに眠れませんでした。ちなみにイ・ドンウクが兵役中に熱心に見ていたドラマは、『シークレット・ガーデン』と『最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン』。
キム・ソナだけのヒロイン
キム・ソナは「ラブコメの女王」と呼ばれると同時に、リアルなキャラを作り上げることでも有名。『私の名前はキム・サムスン』のサムスンや、『シティーホール』のミレは演出家や脚本家ではなくキム・ソナ自身が作ったと言っても過言ではありません。その方法は台本を徹底的に読み込むこと。その時に頭の中に浮かんだイメージで人物像を組み立て、その人物らしいしぐさや動きを研究します。撮影する時にはもう台本は必要ありません。
ロマンチックな「自転車キス」
ジウクとヨンジェが莞島(ワンド)で遊び、自転車に向かい会ってキスするシーンはキム・ソナのアイディア。自転車を走らせながらで、女性の方が不安定な体勢になるので実はとても危険です。スタッフが不可能と言うのを振り切り撮影しました。キム・ソナは「思ったより呼吸が合い、美しいシーンができた。」と大満足なのに対し、イ・ドンウクは「ロマンチックに見えるけれど、本当に危ない。あまりオススメできない。」と渋い表情。
お祝いのケーキが緊張をほぐす
イ・ドンウクとの初顔合わせの日、キム・ソナは「除隊おめでとう、ドンウク!」と飾ったケーキを準備しました。このケーキで、ドンウクの表情はいっぺんにほぐれました。また撮影初日はタンゴの練習シーンで、まだ共演者のことをあまり知らないまま「相手を抱きしめるから、親しくならざるをえない。」と互いに照れながら演技に入りました。イ・ドンウクよりお姉さんのキム・ソナが何かと声をかけ、和やかな雰囲気作りに努めました。