韓国ドラマ 「プラハの恋人」完全攻略ガイド〜ヨボセヨ! 執務室より愛の特命大使へ
外交官ジェヒにとってプラハの風景は、ヨンウとの思い出がいっぱい詰まっていた。が彼は消息を断ったまま。ある日、ジェヒは韓国人男性サンヒョンを助けた。ソウルで警察官をしている彼は、ドレス姿で白人男性と気軽に話すジェヒを商売女と勘違い。それでも行方不明の恋人ヘジュを探すために協力を求め、ついにヘジュに再会する。しかしヘジュはなんと他の男の子を宿していた!その頃、ヨンウも5年ぶりにプラハにやって来ていた。
政治家の父親を持ちながら、父の威光を借りずに自力で努力し外交官になったジェヒ。恋に対しても積極的で自分から告白。ただヨンウへの気持ちをひきずっているのが難点。対してへジュは孤児院で育ち、自分の名前が適当に付けられたことさえコンプレックス。努力には限界があるのを知っていて、好意を示してくる男を愛すのではなく頼り切る。これだけ180度タイプが違うのに、時間差ながらサンヒョンはどちらも愛してしまうから不思議!
「プラハの恋人」は、「パリの恋人」と同じシナリオ作家とプロデューサーによるもの。「パリ恋」は映画監督を夢見る女性のシンデレラ・ストーリーだったが、今回は警察官と外交官の恋。女性は大統領の娘ながら身分を隠していることから、韓国版『ローマの休日』とも呼ばれている。「パリ恋」の男性は大金持ちの野心家に対し、「プラハ」は公務員。しかしどちらも根はロマンチストで純粋、好きになったら一直線に突き進むタイプだ。
お嬢さま育ちで、外交官としてエリートコースを歩んできたジェヒの楽しみは、乗馬? クルージング? いやいや、マンガ喫茶でカップラーメンを食べながら時代劇マンガを読むこと。実に庶民的で経済的。サンヒョンは両親が花屋を経営していたため、温室の中が一番落ち着く場所だ。荒っぽい外見からは想像がつかないが、花や園芸にも詳しい。責任が重く緊張の多い仕事に就いている2人。誰にも邪魔されずにほっとできる場所がなきゃね。
ぼさぼさ頭にラフな服装で、韓国女性に"セクシー!"を言わしめたサンヒョン役のキム・ジュヒョク。彼の魅力は「イボ・セクシュアル」という流行語を生んでいる。対して検事ヨンウ役のキム・ミンジュンは「チェオクの剣」の孤高の剣士の時とはまた違うスタイリッシュさを発揮。またチャン・グンソク、神話のアンディとハンサムなアイドルたちが揃った。ちなみに大統領役のイ・ジョンギルは、かつて"韓国のアラン・ドロン"と呼ばれていたそう。