ホァイナンのチームの開発が最終段階に入った矢先、他のチームも同じ内容でビジコンに参加することが分かる。ミンルイが、情報を漏らしたのはリーチンに違いないと思い当たり、彼女を問い詰めると、案の定ジャン・ウェイに話したと言う。だがジャンイェンらがジャン・ウェイの所に乗り込むと、逆に彼からホァイナンの盗用を疑われ…。

ビジコンの参加を父に反対され、やる気を失いかけていたホァイナンだが、ルオ・ジーに励まされ、やる気を取り戻す。そして、アイデアを無償で社会に還元したいという考えを固める。ビジコン当日、渋滞に巻き込まれたホァイナンとルオ・ジーは走って向かうが途中でけがをしたルオ・ジーはホァイナンだけ先に行かせ、皆にメールを送る。

コロンス島でのデートを楽しむルオ・ジーとホァイナン。ホァイナンは、一方が偶然を装って男女が出会うのは詐欺のようなものだと言い、自分は純粋な恋がしたいと語る。それを聞いてルオ・ジーは、自分がホァイナンに重ねてきたウソに、胸が痛むのだった。その頃ジャンイェンは、自転車工場の火災についての古い記事を見つけていた。

ホァイナンはジャンイェンに呼び出され、何年も前の火災の記事を見せられる。ホァイナンの父の会社での火災だが、亡くなった技術者はルオ・ジーの父だという。衝撃を受けたホァイナンは翌日、厦門にやって来た母に当時のことを聞き、さらに打ちのめされる。ホァイナンはルオ・ジーがこの件をずっと自分に黙っていたことが気になる。

相変わらずホァイナンに避けられているルオ・ジーだが、バイリーが寄り添い、慰めている。ホァイナンは自責の念に駆られながら寮に籠もっていた。一方、リーチンの買い物に付き合うミンルイは、彼女の荷物を持ち、プレゼントをあげる約束をする。そしてルオ・ジーは１人、英語の単語集を広げながら、くじけないことを誓うのだった。

迎えに来たホァイナンは、ルオ・ジーにカッパを貸す。以前ジャンイェンが着ていたカッパだが、ルオ・ジーは知らないふりをする。カッパを着ずにびしょぬれで戻ったルオ・ジーは、バイリーに励まされる。そしてルオ・ジーはホァイナンに失恋したことで勉強に打ち込むのだった。一方ホァイナンもルオ・ジーのことを諦めきれず悩んでいた。

ルオ・ヤンと彼の婚約者チェン・ジンのウェディング撮影の場をそっと見るシュイジン。ルオ・ヤンが席を外したすきに、シュイジンはチェン・ジンに近づき、結婚のためにルオ・ヤンに芸術家の道を諦めさせたと彼女を責める。その後ひっそりシュイジンに会ったルオ・ヤンも、婚約者に支配されていると責められ、人生は難しいとつぶやく。

ミンルイの紹介で、通訳と観光案内のバイトをするルオ・ジー。帰ってくると偶然ホァイナンに会う。バイトを掛け持ちしていることを指摘されカッとなったルオ・ジーは、ホァイナンへの不満をぶつける。するとホァイナンも、長い間ウソをついていたことでルオ・ジーを責める。そしてホァイナンはルオ・ジーに本当の気持ちを問い詰める。

ルオ・ジーの退院の日、ミンルイとバイリーが迎えに来る。そこに、作家モーダンの座談会の原稿の修正をルオ・ジーに頼むためゴー・ビーとホァイナンも駆けつける。ルオ・ジーは２人に協力することに。毅然とした態度でホァイナンに接するルオ・ジーを褒めるバイリーは、ミンルイがルオ・ジーに気があるのでは、と疑い始める。

モーダンの座談会のチケットを手に入れるために、テントを張って並びつつ、徹夜で会計データを作るルオ・ジー、バイリー、ゴー・ビーにホァイナンの4人。ホァイナンはルオ・ジーに感謝しつつ、歩み寄ろうとぎこちなく話しかける。そして座談会当日、司会のジャンイェンにモーダンが不満を表し、主催の学生自治会の面々は焦る。

座談会でルオ・ジーに自分の役目を譲ったジャンイェン。彼女がその悔しさを、自分に思いを寄せるジュオ・チェンに語ると、彼は潔く身を引いたジャンイェンを褒めたたえるのだった。一方、素直になれない気持ちをミンルイに白状したホァイナンは、今までの自分を反省する。そしてルオ・ジーは英語の試験を終え実家に戻ってくる。

学生自治会の打ち上げの日。ゴー・ビーはモーハンを誘っていたが、そこにヨンローがわざとバイリーを連れてくる。鉢合わせの気まずい雰囲気からバイリーを救ったホァイナンだが、バイリーに、ルオ・ジーへの仕打ちを責められる。そして、バイリーからルオ・ジーがハルビンに帰っていることを聞いたホァイナンは、思い立って自分も故郷に向かう。

やっとルオ・ジーを見つけたホァイナンは、彼女を食事に誘う。だがルオ・ジーはホァイナンに怒り、帰ってきてしまう。その夜、ルオ・ジーの実家の前までやって来たホァイナンは、自分の行動に驚きつつも喜びを噛みしめる。翌朝、実家の前で待ち構えていたホァイナンと共に厦門に帰る娘を、ルオ・ジーの母が心配そうに見ていた。

ホァイナンはルオ・ジーに会いに行くが、ルオ・ジーは出てこようとしない。そこにバイリーが現れ、ホァイナンは慌てて逃げていく。一方、ミンルイはリーチンに高価なプレゼントを買ったものの、渡せずに帰って来る。そしてその頃、1人でいたジャンイェンの所に、彼女の取り巻きが現われる。そしてジャンイェンに無理やり迫るが…。

様々な分野で活躍する卒業生たちが集まり、学生たちには就職に結びつくチャンスでもある卒業生講演会の日がやって来る。バイリーは初めは張り切っていたが、モーハンが演奏することもあり、行くのをためらい始める。ルオ・ジーも、学生自治会主催でホァイナンが進行を務めるので気乗りしない。だが結局、２人で会場に向かうのだった。

講演会で、ルオ・ジーはグー・ジーイエという弁護士に口説かれる。それを見ていたホァイナンは、体よく彼をルオ・ジーから引き離す。そしてルオ・ジーに好きだと告白する。一方、酔っぱらってバイリーに助けられたゴー・ビーはモーハンに愛想を尽かされ、年越しを一人で過ごすハメに。その頃バイリーは道でジーイエに声をかけられる。

ホァイナンから熱烈な告白をされた翌日、彼が元カノのジャンイェンといるところに遭遇したルオ・ジー。ルオ・ヤンと待ち合わせしていたルオ・ジーは、ホァイナンの不可解な行動に傷つき、ルオ・ヤンの胸で思い切り泣く。一方ホァイナンは、ルオ・ジーにさんざん悲しい思いをさせたことから、ジャンイェンには二度と会わないと決める。

ヨンローに特許の書類を届けるため、バイリーとミンルイは自治会事務所に行く。そこでゴー・ビーと顔を合わせたバイリーは、年越しを誰と過ごしたのか聞かれる。一方、学食でミンルイとホァイナンに会ったルオ・ジーは、２人からパンをもらう。ミンルイが遠慮してルオ・ジーはホァイナンのほうのパンを食べるが、それを彼もつまむ。

ルオ・ジーとホァイナンと一緒に勉強していたリーチンは、気を使ってミンルイを外に連れ出す。そこでリーチンはミンルイにキスをするが、ミンルイは驚いてリーチンを突き飛ばしてしまう。一方ルオ・ジーも、ホァイナンの洋服に入ったジャンイェンのネックレスを川に投げ捨てると、覚悟を決めてホァイナンにキスし、彼に別れを告げる。

リーチンとの一件を話すミンルイに、自分のことを好きなのかと問い詰めるルオ・ジー。するとミンルイから意外な答えが返ってくる。そしてテスト期間が終わり、ルオ・ジーとバイリーは２人で食事に行くはずが、ジーイエも来て、３人でカラオケに行くことに。そっと後をつけてきたホァイナンは、別部屋にいたジャンイェンにつかまる。

カラオケを抜けだしたルオ・ジーとホァイナンは、閉館後の建物に侵入し、オルガンの展覧会を見る。買ってきた酒を飲みながら、高校時代からためていた質問をホァイナンにぶつけるルオ・ジー。ホァイナンもルオ・ジーへの気持ちを改めて伝えるが、酔いが回りそのまま眠ってしまう。一方バイリーは、ジーイエとバーで飲んでいた。

一緒に故郷に戻ったルオ・ジーとホァイナンはそれぞれ実家へ。ホァイナンの両親はケンカが絶えず彼も気になるが、新年早々ルオ・ジーとつかの間のデートを楽しむ。そして新学期が始まるが、ホァイナンは入院した祖父に付き添ってまだハルビンにいた。すると、ジャンイェンに偶然会う。意識不明のジュオ・チェンのお見舞いに来たのだ。

思い出の場所でデートするルオ・ジーとホァイナン。そこで、幼い時に２人は出会っていた、という話をホァイナンに明かすルオ・ジー。感激したホァイナンは、その時の約束をもう一度ルオ・ジーと交わすのだった。そして、討論会に参加するためルオ・ジーがイギリスに出発する日がやって来る。だがその日を最後にホァイナンは姿を消す。

就職のオファーを受けた帰り、ホテルで偶然バイリーとジーイエを見かけるルオ・ジー。怪しんだルオ・ジーが２人を追うと、さらにモーハンとゴー・ビーとも出くわす。ジーイエの部屋を予約したのはなんとモーハンだと分かり、困惑するバイリーとゴー・ビー。その頃ホァイナンは、誰にも相談することなく、大学に退学届を出していた。

ホァイナンは去り、ルオ・ジーたちは大学を卒業する。そして月日は流れ、ルオ・ジーは弁護士として、ジーイエを負かすほどに大活躍していた。そしてバイリーは、新進気鋭の恋愛小説家として名をはせ、２人は相変わらず仲がいい。その頃ホァイナンは、ミンルイや寮の友人たちと会社を立ち上げ、働きながらアプリの開発を続けていた。

余声声（ユー・ションション）は27歳の芸能記者。ある日、余声声は人気のアイドルグループのリーダージャン・イーのイベントに参加、ジャン・イーと同年同月同日生まれという運命的な縁から、ジャン・イーと食事をするチャンスをゲットする。実は余声声は同じ小宇宙のメンバー・裴伽樹（ペイ・ジアシュー）のファンであり、自分の担当するアカウント「娯楽探偵」が存続できるよう、ジャン・イーのファンを装ってイベントに潜入、ジャン・イーに独占インタビューをするというもくろみだったのだ。

約束どおりジャン・イーの独占インタビューの機会を得た余声声。無事インタビューを終えた２人はエレベーターに乗り込むが、突然エレベーターが大きな衝撃を受けて２人は気絶してしまう。それぞれの病室で目覚めた２人だったが、なんとお互いの体が入れ替わっていた。余声声の体になったジャン・イーは、ジャン・イーの体の余声声を追いかけるが、ジャン・イーはマスコミにもみくちゃにされ退院、余声声の両親に連れられ実家に戻る。一方、ジャン・イーの体の余声声は家に戻るや早速雑誌の撮影に臨むことになり…。

ジャン・イーの体になった余声声はお見舞いを装い余声声の体になったジャン・イーに会いに実家へ行く。２人は余声声の部屋で今後のことを話し合い、しばらくはお互いのふりをして生活していくことを決める。戻ったジャン・イー（余声声）はマネージャーの姜大川（ジャン・ダーチュアン）に仮病を使おうとするが、翌日の仕事が大ファンである裴伽樹の番組への出演と知りがぜん張り切る。

ジャン・イーが長年大切に回していた胡桃を潰してしまった余声声。胡桃の真実を告げられ、大きなダメージを受ける。そんなことは夢にも思わないジャン・イーは、２人が入れ替わったホテルに余声声を呼び出す。もちろん胡桃を持参しろと告げて。２人はエレベーター内で、当時入れ替わった時の状況を再現してみるが体が元に戻ることはなかった。結局２人は入れ替わったままの生活を続けるが、ＳＮＳで裴伽樹の批判コメントを見た余声声は、条件反射でジャン・イーのアカウントから怒りのコメントを発信してしまい…。

許舒怡（シュー・シューイー）を非難したことでジャン・イーとケンカ別れになった余声声。ジャン・イーの父親から電話が入り江茉（ジャン・モー）を預かることを承諾してしまう。一方、ジャン・イーは余声声の先輩・沈泊青（シェン・ボーチン）から告白されたため、今は返事ができないとだけ告げる。ジャン・イーの人生に疲れ切った余声声は体が入れ替わる方法を必死で探すが、偶然にもジャン・イーの別アカウントを発見、許舒怡に対する想いを知るのだった。