渤王と馬摘星は互いの想いを確かめ合い、永遠の愛を誓う。しかし渤王のその胸には、愛する者たちのために身命を賭して允王を倒す覚悟が秘められていた。夢枕に第１皇子が立ち、胸には一抹の不安がよぎる。その頃、皇宮では楚馗が渤王と手を組んだと知った允王が楚馗を射殺する。一方、楚馗の崩御の知らせを受けたしん国は洛（めい）州攻めに備え兵力を集めていた。

楚有禎を利用し渤王を呼び寄せる允王。捨て身で楚有禎を救おうとする渤王を、馬摘星は監禁させてでも引き止める。数日後、檻から出させると、赤い紅をさして花嫁衣装で待ち受ける。馬摘星はある決意を胸に秘め、口づけを交わすのだった。一方、疾沖はしん国軍営に潜り込んでいた耶律宝娜からの好意を冷たい言葉で突き放す。耶律宝娜は涙ながらに去り…。

馬摘星は、ただ１人楚有禎の奪還計画を知る遥姫と共に煬国に向かう。だが溯暘（そよう）への入城が許されたのは馬摘星だけだった。それを予見していた馬摘星は、友情の証として遥姫と髪飾りを交換すると、単身で皇帝・楚有圭（そゆうけい）の前に立つ。意識が戻った渤王は溯暘に馬を走らせ、煬軍の矢の雨を浴び満身創痍となりながら、ついに馬摘星がいる皇宮にたどり着き…。

祝賀記念パーティーの設営担当として現場復帰したシア・ジーは、執拗に男性上司からパワハラを受け続ける。一方、義男（イーナン）を運命の人として猛アタックを続ける美季（メイジー）。自分を犠牲にしてまでも仕事を優先するシア・ジーに対し、小蔦（シャオニャオ）はある提案をする。

記念パーティーの当日、小蔦（シャオニャオ）は社の重責の職を辞すると発表する。一緒に起業すると決意したシア・ジーは、小蔦（シャオニャオ）から辞職の心得を授けられる。新会社を”リトルバード”と名付け、もう1人の創業メンバーとして美季（メイジー）を誘うことに。

小蔦（シャオニャオ）達は、彼女の自宅を事務所とし、食器を通してライフスタイルを提案する新会社を始める。一方、義男（イーナン）は担当の融資案件に疑惑を抱き、銀行マンとして苦悩し始める。そして、長年想いを寄せるシア・ジーに告白しようと決意するが、リトルバードの初取引先の会社名を耳にした義男（イーナン）は…。

美季（メイジー）によって窮地を乗り越えたリトルバードは、リゾート開発のコンサル事業に乗り出すことに。そこは学生の頃、シア・ジーが元カレとよく山登りにきていた場所だった。しかし、小蔦（シャオニャオ）らを出迎えた副社長のロンジエは冷たくあしらう。

ロンジエに救助され、山小屋で一夜を過ごしたシア・ジーは、リゾート開発のコンペを通して、次第にロンジエに惹かれていく。一方、失意の義男（イーナン）はシア・ジーが想い続けている元カレとの真相を暴露してしまう。そして、ロンジエにも明かされていない秘密があった。

リゾート開発のコンペは勝ち取ったが、リトルバードには厳しい金銭的な条件が付けられる。リスクが大きく撤退すべきと主張する美季（メイジー）を、初企画の事業を実現したいシア・ジーらが押し切るのだが、資金調達は苦戦することに。一方、義男（イーナン）は、元カノのジェニーから公私ともにサポートを受ける。

大口融資を決め銀行の上司に祝福される義男（イーナン）は、飛ぶ鳥を落とす勢いで、小蔦（シャオニャオ）への融資も進める。そんな義男（イーナン）は、小蔦（シャオニャオ）から美季（メイジー）との向き合いを助言される。そんな折、音信不通だったロンジエからシア・ジーに連絡が入る。

ロンジエとの時間を大切にしようとするシア・ジーは、独断でリゾート開発の工期を大幅に早めようとして、小蔦（シャオニャオ）と対立する。一方、美季（メイジー）は、店長として新店舗の開店に奮闘する。そして、最適な店舗を見つけたのだが、そこには藺川想（リン・チュアンシャン）がいた。

盗作疑惑でマスコミに叩かれた童画家 藺川想（リン・チュアンシャン）のマネージャーとなった小蔦（シャオニャオ）。一方、義男（イーナン）は融資先が詐欺容疑で立件される事態になり、窮地に陥ることに。そして、永遠の愛を追い求める美季（メイジー）は、新しい彼氏を見つける。

上司の不正を暴こうとした義男（イーナン）は、銀行内の閑職に左遷させられる。一方、リトルバードの新店舗は、新規スタッフも雇用し、多くの客が来店する。上々の開店を迎えるが状況は長く続かず、童画家 藺川想（リン・チュアンシャン）を客寄せパンダとした宣伝を行うことに。

運命の男性からプロポーズを受けた美季（メイジー）は、2人の愛の巣を作ろうと盛り上がっていく。一方、結婚式の引き出物に対するコンペ参加をした小蔦（シャオニャオ）らは、競合相手の驚きの企画内容を目にすることに。リトルバードのスタッフの中にスパイがいるのではと疑い始める。

自分を恋人ではなく、商品としてみている小蔦（シャオニャオ）に反感を抱く童画家藺川想（リン・チュアンシャン）。彼氏との幸せな結婚を夢見る美季（メイジー）は、その準備に多忙な日々を送っている。一方、上司の不正を暴こうとする義男（イーナン）は上司の愛人と接触し始め、それを知ったジェニーは気が気でない。

どうしても止まない店舗への苦情に対し、店長の美季（メイジー）が人たらしの術で懐柔（かいじゅう）し始める。そんなリトルバードは、藺川想（リン・チュアンシャン）の人気で大忙しだが、スタッフの間で軋轢（あつれき）が生まれる。そんな時、ひとりの少女が店先に現れる。美季（メイジー）の結婚の立会人を頼まれていた小蔦（シャオニャオ）はそれをこっそりとジェニーに依頼する。

新居や結婚式の準備などに大忙しの美季（メイジー）を助けようとするシア・ジー。しかし、不可解な行動が続く婚約相手の居場所を探し当て、みんなで乗り込んでいく。以前、店舗に訪れた少女は、小蔦（シャオニャオ）の1人娘だった。彼女らを連れて藺川想（リン・チュアンシャン）は食事をしに行くことに。

上司の悪事の証拠を掴んだ義男（イーナン）は自分の今後に対して悩み始める。そんな中、引きこもっていた美季（メイジー）がやっと出社する。一方、リトルバードには有害物質の食器を使ったとのデマが流され、小蔦（シャオニャオ）は経営者として絶体絶命のピンチを迎える。

会社の経営が危なくなっている中、シア・ジーの父親が緊急入院することに。ついに、リトルバードの廃業を決意した小蔦（シャオニャオ）は事業に対する自信を失ってしまい、彼女を心配する藺川想（リン・チュアンシャン）は…。そんな折、ライバル企業からリクルートの話が美季（メイジー）らに舞い込んでくる。

返済のために自宅も売り払った小蔦（シャオニャオ）は電話も出ずに音信不通になってしまう。シア・ジーの母親は客足が遠のいたシア・ジーの父親のお店を改装してドラマのロケ地として使うことを提案する。後にのこされた社員たちは、今後の生き方に関して、考え始める。

みんなの力を合わせてカフェを立ち上げたリトルバードは再び飛び出していく。思うように売り上げが上がらない中、シア・ジーの母親はカフェでドラマの撮影を始める。プロデューサーである母親の仕事ぶりをみたシア・ジーは、自分の母親を誇らしく感じていく。

義男（イーナン）の元カノ ジェニーが、リトルバードに対して厳しい対応を取り始める。デザインの発注を受けているシア・ジーは必死にその要求を満たそうとする。そんな中、巨大な台風が近づいてきていた。一方、ロケ地の撮影現場で仲良くなった監督に気に入られようとする美季（メイジー）は…。

ドラマが放送されたにも関わらず、リトルバートの客足は遠のいたままだった。そして、ドラマは遂に完成し、精魂使い果たしたシア・ジーの母も感慨深い様子。一方、藺川想（リン・チュアンシャン）は小蔦（シャオニャオ）を支え続けていた。そんな折、小蔦（シャオニャオ）の身体に異変が起きる。

仕事と子育ては両立できないと悩み続ける小蔦（シャオニャオ）の元にある訪問者が現れる。一方、美季（メイジー）は裕福な経営者と出会い、自分の夢を語り始める。それを遠くから見ている阿徳（アダー）。母の視点を持ち始めた小蔦（シャオニャオ）は、新たな考えで事業をはじめることに。

裕福な経営者と親密になっていく美季（メイジー）。それを見て美季（メイジー）を避け始める阿徳（アダー）。そんな中、突然 シア・ジーの学生時代の恋人武樹（ウーシュー）が現れ全員が驚く。武樹（ウーシュー）はひとまずは後輩だった義男（イーナン）の元で生活することに。藺川想（リン・チュアンシャン）と暮らし始めた小蔦（シャオニャオ）は父親との関係を見つめなおす。

復縁を望む元カレ武樹（ウーシュー）の積極的なアプローチを受け、シア・ジーは混乱し始める。義男（イーナン）は武樹（ウーシュー）にこれまでの事を話し、二人は取っ組み合いの喧嘩を始める。一方、美季（メイジー）は裕福な経営者から夢だった服飾ブランドの立ち上げの支援とともに求婚される。

シア・ジーの元にも、魅力的な独立のオファーが舞い込んでくる。シア・ジーが、自分との関係に悩みイラついている事を知った義男（イーナン）は大きな決断をしてしまう。小蔦（シャオニャオ）は出産、美季（メイジー）は結婚と、リトルバードを立ち上げた三人の女性が新たな帰路に立つことに。

シア・ジーが受けた仕事が窮地に立たされてしまう。なんとかその仕事をやり遂げたいシア・ジー。リトルバードでは、ついに美季（メイジー）が結婚の為に退職する日が来る。送別会も開かれ、美季（メイジー）は仲間との別れを惜しむ。彼女のことを思い続けていた阿徳（アダー）は、仲間から告白するよう説得されて…。そんな中、義男（イーナン）が倒れてしまい、病室にはある人物が見舞いに訪れる。

太極拳の使い手であることを隠せと祖父から命じられている風飄飄は、衛楚のもとへ。他言しないよう詰め寄ったところを報道部の艾佳に盗撮され、カップルだという噂が広まってしまう。太極学科を訪れた衛楚は主将の牌を返却し、戻る意思はないことを明言。一方、太極学科の廃止を目論む拳道学科の談臨は白海洋に果たし状を出し、試合に負けた方が相手の部に5人転入させると約束させる。10名を割り込むと学科は廃止となるのだ…。

拳道学科との試合で追い詰められた太極学科だったが、２大流派の後継者である陳冰と楊凝雪が参戦し、大逆転を果たす。落胆した談臨は、2人に謎の女拳士の存在を告げ、門外不出の太極拳の技が漏れたのではないかと捜索を促した。捜索を始めた陳冰と凝雪は、書画学科の展示会で風飄飄の祖父の絵に目を止め、作者に太極拳の心得があると確信、飄飄に疑いの目を向ける。それに気づいた衛楚は、ある作戦を飄飄に提案するのだが…。