陳嘉玲（チェン・ジアリン）の父・晋文（ジンウェン）が突然倒れ入院してしまう。しかし晋文は看護師たちに囲まれてうれしそう。また、嘉玲も体調の変化を感じるようになってきていた。心配になり病院を受診するが、加齢によるものだと言われてしまう。一方、恋人の建佑（ジエンヨウ）とイギリスに行く予定の陳嘉明（チェン・ジアミン）は…。

ガイドの仕事を始めた陳嘉玲（チェン・ジアリン）は、初めての観光客を迎えることに。しかし、相手は気難しそうな老人の男性だった。嘉玲は仏頂面の彼に観光地を案内するが、レストランで食事をする際にあるハプニングが起こる。一方、学生たちに野球を教えている蔡永森（ツァイ・ヨンセン）は、バットがあたり怪我をしてしまう。

陳嘉玲（チェン・ジアリン）の家にいとこの洪育萱（ホン・ユーシュエン）が泊まりに来る。息子の豪豪（ハオハオ）を連れた育萱は、家に着くなり嘉玲の部屋に引きこもってしまう。嘉玲は、放置された豪豪の面倒を見ながら仕事をこなすが、ある日豪豪が蔡永森（ツァイ・ヨンセン）の大事にしていたカメの雨傘（ユーサン）を逃がしてしまう。

陳嘉玲（チェン・ジアリン）のガイドの仕事は軌道に乗り始めていた。業績トップとなり、毎日を忙しく過ごす嘉玲だったが、一方で蔡永森（ツァイ・ヨンセン）とはすれ違いが生じるようになってきていた。そんな中、嘉玲はガイドの仕事中に気分が悪くなり、客の前で吐いてしまう。体の異変を感じた嘉玲は、自らの妊娠を疑う。

陳嘉玲（チェン・ジアリン）は、蔡永森（ツァイ・ヨンセン）に黙って中絶手術を受けようとするが、病院の手違いでお腹の赤ちゃんの心音を聞かされる。一方、嘉玲の妊娠に気が付いた永森は、子供の為に夢を諦め、就職することを考えていた。すれ違い続けた二人はついに衝突し、永森は合鍵を嘉玲に返す。そんな中、嘉玲の母が家を訪れる。

夫に愛想を尽かした陳嘉玲（チェン・ジアリン）の母、秀琴（シウチン）。そんな母を心配した嘉玲は、蔡永森（ツァイ・ヨンセン）と行くはずだった旅行に秀琴、従妹の育萱（ユーシュエン）を連れて出かける。それぞれに事情を抱えた女達は、旅先でやはりトラブルを起こす。一方、彼女達に関わる男たちも集まり酒を飲み交わしていた。

旅行から戻った陳嘉玲（チェン・ジアリン）は、家から蔡永森（ツァイ・ヨンセン）の荷物が無くなっていることに気付く。永森が必要だと感じた嘉玲は彼の元へ向かうが、本人を目の前にすると素直に気持ちを伝えられない。また、洪育萱（ホン・ユーシュエン）は自立の為就職しようとし、永森の紹介でなんとか職を見つけるが…。

蔡永森（ツァイ・ヨンセン）と共にリフォームした家を売ることにした陳嘉玲（チェン・ジアリン）。しかし、内覧に来る客たちを前に決心が揺らぐ。永森も内心は複雑だった。一方、秀琴（シウチン）は友人と出かけた先で、夫が金を貸した女性を見かける。彼女がまた男性に騙されそうになっていると思った秀琴は、ある行動に出る。

洪育萱（ホン・ユーシュエン）はヨリを戻した陳嘉玲（チェン・ジアリン）と秀琴（シウチン）を見て、自分も不幸だが元の生活に戻ろうとする。しかしそれを見た嘉玲は、身重の体で彼女を追いかける。一方、嘉玲の弟・ 嘉明（ジアミン）は、恋人と友人の間で気持ちが揺れていた。そんな中、嘉玲は臨月を迎え、いよいよ出産が始まる。

夜市で元彼に遭遇していた楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）を見かけ、王大樹（ダーシュー/マイクハー）は彼氏のふりをして助ける。そして二人は手を繋ぎ、打ち上げられた花火を見ながらロマンチックな雰囲気に。そんな二人は野生動物区に向かい、キリンに餌付けしたり、色んな動物たちと幸せなひと時を過ごすのだが…

転がり込んできた娘との生活が始まった芬（フェンニー/ソニア・スイ）は、反抗的な態度の娘とは言い争いが耐えない。ドラブルに起こす娘にある青年が現れる。ホテル暮らしを始めた楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）は、冷血な上司と誤解していた秦浩（チン・ハオ/レイ・チャン）との距離が近づき始める。

仕事で揉め、さらに関係を悪化させる大樹（ダーシュー/マイク・ハー）と之河（ジーハー/ジリアン・チョン）。未だに離婚が納得できず、ジーハーに愛情を示すダーシューだったが、一緒に住んでいても別々の道を歩もうというジーハーに腹を立、家のあらゆるところに陣地線をめぐらせる。そんな中、いよいよCM撮影が始まり・・・。

旅行先から休日出社を命ぜられた楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）は、上司 芬（フェンニー/ソニア・スイ）から会社全員に対し、業績悪化の為、リストラの可能性があると告げられる。本社から派遣された副社長兼務の秦浩部長（チン・ハオ/レイ・チャン）は、之河（ジーハー）に親しく接し、自分をハウスと呼ばせる様に。

家族の為に仕事を最優先して働く王大樹（ダーシュー/マイクハー）と、夫婦の何気ない時間を一緒に過ごしたい楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）。二人の溝はどんどん広がっていく。落ち込む。そんな之河（ジーハー）を元気付けようと、上司の芬（フェンニー/ソニア・スイ）は社内の独身の集いに誘う。

楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）が働く広告代理店に、コストカッターとして本社からやってきた秦浩部長（チン・ハオ/レイ・チャン）のリストラが始まる。自分の部下を守ろうとする芬（フェンニー/ソニア・スイ）は激しく抵抗する。一方、王大樹（ダーシュー/マイクハー）宅には、之河（ジーハー）の母親が突然訪れ…

耐えられなくなった楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）は王大樹（ダーシュー/マイクハー）との言い争いの後、遂に決意する。そんな折、大手不動産の広告タレントに夫婦モデルとして二人は起用されることになる。そんな河（ジーハー）を気にかける秦浩（チン・ハオ/レイ・チャン）。一方、芬（フェンニー/ソニア・スイ）宅には新たな来客が現れる。

王会長から旅行をプレゼントされた大樹（ダーシュー/マイク・ハー）の会社と之河（ジーハー/ジリアン・チョン）の会社のメンバー。何も知らない同僚たちの言葉に思い悩む之河。CMへの影響を考えて離婚を明かさないと決めた之河は・・・。一方、そんな之河を心配する秦浩（チン・ハオ/レイ・チャン）は、之河と2人で散歩へ出かけ・・・。

父の怪我を聞きつけ、大樹（ダーシュー/マイク・ハー）と実家に戻る之河（ジーハー/ジリアン・チョン）。ところが実家に戻るとピンピンしんている両親に加え、村全体で之河の結婚を祝福しようと計画が立っていた。その頃、小雨（シャオユー）は偉（ウェイ）の話を聞いて、父親を見つけ出すため母・芬（フェンニー/ソニア・スイ）の会社へ乗り込み…。

時は唐の時代、繁栄を極める都・長安の闇の世界では妖魔たちが跋扈（ばっこ）していた。陰陽師の無心（ムシン）と神医の尚青天（シアンチンティエン）は、妖魔を退治することを生業とする捉妖師だ。ある日、劉重霄（リウチョンシャオ）という科挙受験生が謎の死を遂げる事件が発生。全身の骨がばらばらに砕けたその死に方を不審に思った2人は独自に調査を始める。

崔鉞（ツイユエ）に金を返しに来て追い出された柳玄鵠（リウシュエンフー）と無心だったが、物音を聞きつけ部屋に戻ると崔が首に筆を刺して死んでいた。文壇対決で玄鵠に勝った者が相次いで謎の死を遂げたことから、花門楼の支配人は玄鵠に対決の辞退を促す。その処分に納得のいかない玄鵠は、自分の無実を証明するため、無心に調査への協力を申し出る。

師匠として崔鉞に殺された楊懐真（ヤンホワイジェン）に憑りついていた妖怪を葬った無心は、玄鵠に濡れ衣を着せようとした賀景明（ホージンミン）を役所に突き出し、ようやく玄鵠の無実は証明された。数日後、新たな大妖怪が出るという情報を聞きつけた無心と尚は、長安一の妓楼・玉香閣へ潜入するが、そこで驚くべき光景を目にする。

無心は玉香閣随一の妓・雪娘（シュエニアン）に執心して死んだ秦穆言（チンムーイエン）の霊が悪事を働いていること突き止める。一方、玄鵠は自身の秘密を打ち明けると言って、無心を呼び出す。そして、自分は余命1、2か月だが科挙に不利になるため黙っていてほしいと告げる。しかし、契りを交わす盃には薬が盛ってあり、無心は意識を失ってしまうのだった。

姿を現した秦穆言の霊の実体は妖女・雪娘だった。雪娘との壮絶な戦いを繰り広げる中、無心は戯楼に貼りめぐらされた銅鏡を壊すよう玄鵠に命じると雪娘の幻術は力を失う。捕らえられた雪娘は自分は元々イタチの妖怪であったこと、死んだ恋人の秦穆言の復讐を果たすため劇作家や俳優に死の制裁を下そうとしていたことを明かすのだが…。

長安の都で新たな妖怪探しを始めた無心と柳青鸞（リウチンルワン）。様々な目撃情報を聴きこむが、どれもそれほど大事件ではない。自分を殺してくれる妖怪との出会いを求める無心に、青鸞はなぜそんなに死にたいのかと尋ねる。すると、長く生き過ぎて疲れてしまったと答えるのだった。と、その時、無心は強い妖気を感じ、追いかけてみるが見失ってしまう。

青鸞を救出するため妖怪たちの巣窟に乗り込んだ無心がそこで見たものは、美しき女妖怪たちと楽しげに戯れるの青鸞の嬌態だった！何とか青鸞を逃がすことに成功した無心だったが、彼自身は妖怪たちの法術によって亀の甲羅を着けられた姿で捕らえられてしまう。そして、そこへ現れたのは妖怪たちの長老・塗堅（トゥージエン）だった。

「宦官」と書置きを遺して姿を消した玄鵠を探しに後宮を訪れた無心と青鸞は、賈（ジア）美人と呼ばれる妃嬪に出会う。妖気を纏ってはいたが彼女を妖怪だと断定する確証が得られない。しかし、その経歴を調べ上げるうちに奇妙なことが判明する。それは、かつてはさほど目立つ存在ではなかったのに、一晩にして絶世の美女に生まれ変わった、というものだった。

賈が怪しいと睨んだ無心たちは彼女の部屋へと忍び込むと、鍵のかかった大きな箱から、長明派によって一族もろとも箱に閉じ込められたと訴える塗長老の声が聞こえてきた。鍵を開けようと悪戦苦闘しているその時、皇帝の厨房に潜入していた青鸞の身に異変があった兆しが無心に届く。そして、とうとう賈が部屋に帰ってきてしまう…。

青鸞と玄鵠宛に実家から母親の訃報が届く。報せを受け葬儀に向かおうとする2人にもう1通の手紙が届いた。死んだはずの母からの「戻らないで」という手紙だ。それを訝しく思うが、すでに亡くなっているのは間違いないと無心は言う。状況の不自然さに殺された可能性を指摘する無心は、真相解明の手助けにと同行を申し出るのだが…。

母の死で寝つけぬ夜を重ねる青鸞だが、村の神木の下では守られたかのように安心して眠りにつく。実はその木には紀得住（ジードージュー）と紀不住（ジーブージュー）と名乗る兄弟のクヌギの精が宿っていて村を守護しているのだが、900年間も花を咲かせないという不思議なことが起こっていた。その上、村人の不忘症にも関わっているようだ。

柳家に帰って母の埋葬を阻止した青鸞。久しぶりの実家を無心に案内するが、召使の秋纓（チウイン）から母の死に妾の三姨（サンイー）母子が関わっているという話を聞く。母に嫉妬していた三姨が数々の嫌がらせをし、その心労が重なって病に倒れたというのだ。しかし証拠はない。無心は母子を動揺させ二人に祝由術を使おうと画策するが…。