隠しカメラの映像でジンソン（チョン・イル）がゲイだとウソをついていることを知ったサンヨンは、誰にも言えずにまだ悩んでいた。思いつめたサンヨンは、“BISTRO”に出向き、ジンソンに「このまま何もしないでくれ」と懇願する。そのころ、ジンソンの父親パク・ヒョンスは町に流れる「夜食男女」の広告を見て、自分の息子がゲイのシェフとしてテレビに出演していることを知ってしまう。

ジンソン（チョン・イル）は、自分のようにカミングアウトしたいというテワン（イ・ハクジュ）に、自身が皆を欺いてきたことを正直に告白する。そしてすべては金のためで、テワンを傷つけたことを謝る。アジン（知英）にも真実を伝えようとするジンソンだったが、テワンはそれを制止する。二人のただならぬ雰囲気に、シーズン2への続投を切り出せないアジン。一方でチャ本部長からは正社員の席をちらつかされて・・・。

ジンソン（チョン・イル）のサプライズの誕生日パーティーで、酔ったみんなは“真実ゲーム”を始める。好きな人がいるか尋ねられたジンソンは、正直に「いる」と答えるが、その人が傷つくから気持ちを伝えられないと言う。アジン（知英）の部屋でそのまま酔いつぶれたジンソンの寝顔を見ながら、彼の言葉一つ一つを思い出して不思議な気分になったままアジンも眠りにつくのであった。

ジンソン（チョン・イル）に思いのすべてをぶつけたアジン（知英）に対して、ジンソンも素直に愛を伝える。しかし、とうとうCKテレビもジンソンがゲイでないことを知ってしまう。責任者のチャ本部長は降格となり、「夜食男女」の打ち切りも決定した。突然の事態にギュジャンは怒り狂い、2人はグルだったんだろと問い詰めるが、何も言い返せないアジンとジンソンに、さらなる試練が訪れる。

契約解除となったアジン（知英）は、サンヨンから「転んだだけだ。立ち上がればいい」と励まされ、CKテレビを去る。マスコミに追い掛け回され行き場を失ったジンソン（チョン・イル）とアジンはテワン（イ・ハクジュ）の事務所に身を寄せるしかなかった。一方、ジンソンの父ヒョンスも自分のせいで息子が窮地に追い込まれたと思い苦悩していた。誰もが傷つき、もがき苦しむ中、アジンを守ろうと決めたジンソンは、ある行動に出るが・・・。

幼い頃の出来事を機に非婚主義者になったヒョンジュは、34歳になる今も独身のままウェブトゥーンプロデューサーとして活躍する毎日。かつては自身もウェブトゥーン作家を志していたが公募に落選していた。５年間プロデューサーとして業績を上げれば、作家デビューさせるという本部長の言葉だけを信じて作家たちを献身的に支えている。しかし約束の日を目前にしたある日、ヒョンジュは退職を迫られることに。

マイトゥーンをクビになってもすぐに転職できると思っていたヒョンジュだったが、予想に反して仕事は見つからない。その上クビになったことが親にばれ、５千万ウォンの返済と引き換えに10回もお見合いをすることに。しかし結婚する気のないヒョンジュは、ドギョムと組んでお見合いの席でやりたい放題。そんな矢先、売れっ子作家だったドギョムまでマイトゥーンとの契約を破棄。２億ウォンの違約金を抱えたヒョンジュとドギョムは…

ソヌウェブトゥーンに入ったドギョムに新しく与えられた仕事場は、なんと会社代表であるジウの自宅だった。ジウがゲイだと聞いていたヒョンジュはドギョムの身を案じて同居に反対するが、ドギョムはまるで耳を貸そうとしない。セジョン医療財団の理事長であるソンヒは、ソユンを連れてチャリティーオークションに参加し、娘の縁談のためにジウの母親に近づく。一方ドギョムは、ジウの前で突然ヒョンジュと交際宣言をする。

マイトゥーンをクビになったのはジウのせいだと知り、ソヌウェブトゥーンに退職届を出すヒョンジュ。しかし狭い業界にはオ作家や本部長が流したうわさが広まっていて、転職活動はままならない。行き詰まったヒョンジュはマイトゥーンの仕事仲間と再会し、自分でプラットフォームを立ち上げたいと思い始める。夢をかなえるためにソヌウェブトゥーンに戻ったヒョンジュは、ジウを遠ざけるためにドギョムと恋人のふりをするのだが…

これまで実の弟のように思っていたドギョムから告白されて動揺するヒョンジュ。しかも翌日には匿名掲示板で誰も知らないはずの出来事が暴露され、ジウとヒョンジュはうわさの的に。社内で交わされる心ない中傷に落ち込んだヒョンジュは、実家へと向かう。そのころ実家では両親が娘にないしょでドギョムを呼び出していた。ドギョムは両親に自分の片思いだと打ち明けるのだが、そこにヒョンジュが突然現れて一家はパニックに。

チームワーク向上のため企画したワークショップにジウも飛び入り参加。ヒョンジュは火花を散らすドギョムとジウに挟まれてやきもきする。そんな中、ドギョムに憧れているソユンは、わざと真実ゲームをしようと言いだす。際どい質問に、居ても立っても居られなくなったヒョンジュは、ドギョムやジウの代わりに酒を飲み干して泥酔する。ワークショップから戻ったジウは母親に呼び出され、縁談が舞い込んだことを知らされる。

ようやくヒョンジュと電話がつながり入院したことを知ったドギョムは慌てて病院に駆けつける。しかしヒョンジュのそばには世話を焼くジウの姿が。けん制し合うジウとドギョムの間ですっかり居心地が悪くなったヒョンジュは、２人を帰らせようとする。一方、キム理事長は院内でヒョンジュに寄り添うジウを目撃。ミンジュにそっくりなヒョンジュに気付くと激しく動揺し、ミンジュについて詳しく調べようとするのだが…

バーで酔い潰れたジウを介抱していたヒョンジュは、ジウが切なげにミンジュの名前を呼ぶのを耳にしてしまう。自分を好きなはずのジウがキスを拒み、他の女の名前を口走ったことで混乱するヒョンジュ。相談を持ちかけた親友は、ミンジュが元カノに違いないと言い切る。一方ヒョンジュの両親は、ドギョムとジウをそれぞれ婿にしたいと望み対立する。波乱含みの幕開けとなった結婚記念日パーティーは誰も予想しない展開に。

ヒョンジュは７歳の時に海で溺れた自分を助けてくれたのがジウだったと知り、感謝のしるしに手作りのプレゼントを用意する。ぎこちないながらも少しずつ距離を縮める２人だったが、ヒョンジュはジウが口走った女性の名前のことでわだかまりを持っていた。そんな中、キム理事長から事故死した女性の話を聞かされ激しく動揺するヒョンジュ。夜も眠れず仕事もうわの空のヒョンジュは、作家との契約でありえないミスを犯してしまう。

ヒョンジュはジウとのキスで、今まで顔が見えなかった前世の夫がジウだったことに気付く。不思議な縁を感じたヒョンジュは、自然にジウの気持ちを受け入れ２人の距離は一気に縮まっていく。そんな２人の仲を知ったドギョムは、ジウの家から出ていくことを決意。そのころキム理事長はソユンに会社を辞めるよう指示し、強引にジウとの縁談を進めようとしていた。しかしドギョムを諦めきれないソユンは母親に逆らって家を飛び出す。

ジウとソユンの結婚発表の記事が出てショックを受けるヒョンジュ。ジウの説明を聞いて納得したものの、縁談の話があったことをなぜ言ってくれなかったのかと内心では寂しく思う。ジウは記事を出させたキム理事長に警告する。しかしキム理事長はヒョンジュの前世の記憶が事実と異なることに気付き、部下に治療中の映像を入手させる。一方ジウは、ドギョムを気遣うヒョンジュの姿を見て不安を抑えられなくなる。

前世に関する記憶が治療中にゆがめられていたことを知ったヒョンジュは、ジウに別れを告げる。洗いざらい話してつなぎ止めようとするジウだったが、ヒョンジュは既にジウを信じられなくなっていた。そのころキム理事長はヒョンジュを陥れようと画策。ソヌ製薬の理事に株主として圧力をかけ、ウェブトゥーン事業に難癖をつける。ヒョンジュはキム理事長のたくらみも知らず、社外に投資者を求めることにするのだが…

理事会で横領の疑いをかけられたヒョンジュは、社外の投資者と進めていた契約がキム理事長のわなだったことに気付く。追い詰められたヒョンジュをかばって、二重契約は自分の指示だったと言いだすジウ。ヒョンジュは真相さえ暴けば疑いは晴れると信じて、独自に調べ始める。しかしジウはキム理事長とひそかに会い、持ちかけられた条件を受け入れようとしていた。一方ソユンは、母のたくらみに気付いて説得を試みる。

ヒョンジュは横領がねつ造だったことを示す証拠をつかみジウを訪ねる。しかしキム理事長と取り引きをしたジウは、ドアを開けてヒョンジュを迎え入れることができない。ジウは交通事故を装いキム理事長の側近から更なる証拠を手に入れ、理事長に突きつける。全ては丸く収まるかに見えたが、ジウはアメリカ支社へ行くことを決意。デスクに置かれたジウの診療記録を読み真実を知ったヒョンジュは、ジウに会おうとするのだが…

ジウが収集してきた３代にわたる過去の記録。ヒョンジュは大切に保管されてきた遺品を見てジウの深い愛情に気付く。その一方、酒浸りの日々を送るキム理事長のことも気がかりで、できれば和解したいと考えていた。ジウはウェブトゥーン事業部の新たな門出を祝うため自宅でパーティーを開くことに。そんな中、ヒョンジュは指輪を買うジウを目撃する。パーティーでプロポーズされると思い込んだヒョンジュはパニックに陥り…

結婚を望むジウと非婚を貫きたいヒョンジュの間に葛藤が生まれる。ジウとヒョンジュは結婚について初めて本音で語り合うが、話は平行線に終わってしまう。わだかまりを残したまま迎えたジウの誕生日。ヒョンジュに祝ってほしいジウは全ての仕事を断って楽しみにしていたが、ちょっとした勘違いと予想外のハプニングでなぜかドギョムと過ごすはめに。自宅に戻ったジウは、煙が立ちこめる部屋の中に倒れているヒョンジュを見つける。

ムンジュ市マニャンに住む女子大生のイ・ユヨンが、自宅の庭に指の第一関節だけ残して失踪するという事件が発生。その事件は未解決のまま20年が過ぎる。ユヨンの双子の兄であるドンシクは警官になり、マニャン派出所に勤務している。そこにエリートのハン・ジュウォン警部補が異動してくる。気の合わない２人だがナム・サンベ所長の命令でパートナーを組むことに。そしてパトロール中に通報を受け認知症の老人の捜索へ行くのだが…

葦原で指先を切られた白骨遺体を発見したドンシクとジュウォンは取り調べを受ける。遺体の身元を知っている様子のジュウォンをドンシクが問い詰めるが答えようとしない。そしてジュウォンは20年前の事件を調べ始め、ユヨンとパン・ジュソンの事件の調書がなくなっていることに気付く。一方、マニャンスーパーの店主カン・ジンムクの娘ミンジョンが何日も帰っていないことを知ったドンシクはソウルまで捜しに行く。

マニャンスーパーの前でミンジョンの指先を発見したドンシクとジュウォンは、ムンジュ署で参考人として聴取を受ける。だがジュウォンは被害者のミンジョンと親交のあったオ・ジファが捜査を担当することに反発する。一方、ミンジョンのにおいを追っていた警察犬がシムジュ山で飛ばし携帯を発見する。その携帯にはジュウォン宛てにメールを送信した履歴が３件残っていた。その件について、ジュウォンはジファから事情を聞かれるが…

ミンジョンの失踪事件の容疑者として緊急逮捕されたドンシク。家の地下室からミンジョンの血痕が見つかったのだ。しかし血痕は１滴しか見つからず、別の場所で犯行が行われたと考えたジュウォンは、ジェイの店を家宅捜索する。結局はミンジョンが失踪した夜、ジョンジェがドンシクと一緒にいたと証言したため釈放される。実は20年前の事件でもドンシクが釈放されたのは、ジョンジェがドンシクのアリバイを証言したからだった。

ジュウォンは20年にわたる連続殺人事件が起こっていると記者たちの前で主張するも、父親であるハン・ギファン次長が記者会見を開き、その主張を否定する。一方、カン・ジンムクはムンジュ市の再開発関連のイベントに出席し、娘であるミンジョンの事件のせいで再開発が中断することは望んでいないと発言する。ジンムクを止めるためイベントに駆けつけたドンシクは、ト・ヘウォン議員とＪＬ建設のイ・チャンジン代表に対面するのだが…

ジンムクはドンシクに電話をかけて、ジュウォンの連絡先を教えてほしいと頼む。それはミンジョンの事件の捜査を依頼するためだった。そしてジュウォンはジンムクの証言を録音する。その後、ムンジュ警察署の防犯カメラ管理室の入退室記録を手に入れたジュウォンは、ナム・サンベ所長が書庫と廊下の防犯カメラの映像を消したことに気付く。そのことについて所長を問い詰めるが、一度だけ見逃してほしいと言われてしまう。

失踪したミンジョンの携帯からジンムク宛てにメールが届く。ドンシクとジュウォンは、ミンジョンが失踪した日の出来事を思い出したというジンムクに呼び出される。会食の途中でジェイが消えたという話を聞かされた２人は、事情を聞きにマニャン精肉店へ行く。そこに警察署へ連れていかれたジフンが現れて、ジョンジェが代わりに捕まったことを知る。それを聞いたドンシクは留置場にいるジョンジェに会いに行くのだが…

ミンジョンの殺害等の容疑でジンムクが逮捕される。罪を認めようとしないジンムクだが、ドンシクとジュウォンには話をすると言う。ドンシクに、ミンジョンは実の娘ではないだろうと問い詰められたジンムクは逆上してドンシクの首を絞める。そのあと、ジュウォンはミンジョンの殺害の前日にジンムクが来ていた釜山に行き、ジンムクの妻であるユン・ミヘを捜す。そこにドンシクも現れて一緒にマリアという店に向かう。

ジンムクが自殺してから３か月がたち、休職していたジュウォンがマニャン派出所に戻ってきた。時を同じくして、行方をくらましていたジェイがムンジュ警察署に出頭する。ジェイが現れたのは、ジンムクが自殺した日にナイフを持ってムンジュ警察署に向かう自分の姿が映った車載カメラの映像を警察に渡すと、何者かに脅迫されたためだった。ジェイはジンムクを殺すつもりだったが、留置場には入れなかったと答える。