念願だったMINエンタ公演企画チームに就職することができたソル・ドンベク。だが、初出社をすると急に理事の秘書チームに移動することに。落ち込んでいたドンベクが理事のミン・ユダムと対面すると、急に「恋愛しないか？」と言い寄られ困惑。さらに、ユダムとの食事中に驚きの言葉を聞いて…。

呪いを解くためにユダムと恋愛することにしたドンベクは、ユダムにハグされて呪いの痛みがなくなり、さらに彼にドキドキしてしまう。一方、MINのアイドルとして活動しているデニスの問題行動にユダムたちは頭を悩ませていた。そんな中、呪いをなんとかしたいと考えるドンベクだったが…。

ユダムはドンベクを守るため彼を本気で愛すと誓う。そんなユダムの気持ちにどう応えるか考えていたドンベクだったが、ひょんなことから念願だったデニスの公演企画を手伝うことに。その間ユダムと過ごした日々が頭の中で思い起こされたドンベクは、ユダムに自分の本当の気持ちを伝えると…。

デニスの指名で撮影現場に同行することになったドンベクは、演出の都合でデニスにキスマークをつけることになってしまう。デニスに好意を持たれたドンベクは彼に告白されるが、そこにユダムが現れ一緒にその場を去る。ドンベクに謝罪をするユダムだが、ドンベクは彼に行動で示してほしいと告げて…。

ドンベクが倒れたと聞き急いで駆けつけたユダムだったが、デニスから全て自分のせいだと言われ傷つく。前世のドンベクが自分のせいで殺されたことを思い出したユダムは彼に謝罪するが、ドンベクは気にしなくていいと告げキスをする。そんな中、錯乱したデニスはユダムに恨みを果たそうとするが…。

ソウルでの生活に疲れ、祖父の家がある田舎へ行くことに決めた大学院生のユル。車で向かうも大雨で地面がぬかるみ、タイヤがはまって動けなくなってしまう。電話も繋がらず苛立っていると、そこへ一台のトラクターがやって来る。中から降りて来たのは、フードを目深にかぶり、鎖を持った怪しい男で…。

祖父の愛犬ドンシクを探している最中、ユルはトラクターの怪しい男と再会。その男はノドゥル村の青年ソ・イェチャンだった。イェチャンの家の庭でドンシクを発見したユルは、彼が犬を誘拐し虐待しようとしていると勘違い。ケンカになりかけるが、すぐに誤解は解けて彼が実は心の優しい人物だということを知る。

運転中のよそ見で危うくヤギをひきそうになり、急ブレーキを踏んだイェチャン。ユルから大丈夫だったかと声をかけられたイェチャンは、何よりも自分のことを気遣い心配してくれる彼に心を打たれる。その後、2人はイチゴ摘みをするが、イェチャンはユルの顔を見るだけでドキドキするようになり…！？

イェチャンは、入院することになったユルをつきっきりで看病することに。一緒に過ごすうちに仲良くなっていく2人だったが、あることがきっかけでユルはイェチャンに、もう病院には来ないでほしいと伝える。数日後、無事に退院したユルは祖父の家に戻るが、次から次へと村人たちがお見舞いにやって来て…。

ユルの祖父の家で目覚めたイェチャン。前夜、酒に酔った勢いでユルに恋人の存在を尋ね、「いる」と言われたことを思い出し、ショックを受ける。そんな中、ユルのもとに恋人同士だったインソが現れる。居合わせたイェチャンは、男前であか抜けているインソの姿を見て、自分では到底かなわないと感じるが…。

ユルがインソからやり直したいと迫られているところに偶然出くわしたイェチャンは、咄嗟に2人の間に割り込む。ユルはイェチャンに祖父の家にいるよう伝え、改めてインソと2人きりに。そして、もう終わりにしようときっぱり別れを告げる。イェチャンは、ユルを元気付けようと果樹園へ連れて行き…。

ついに、ユルに告白したイェチャン。あふれ出る想いをユルに伝えるが、弟のような存在だと言われてしまう。しかし諦められないイェチャンはそんな彼に対して、絶対自分に惚れさせると正々堂々宣言するのだった。それからというもの、イェチャンはさまざまな方法でユルにアプローチを仕掛けていき…。

父と対面したユルは、大学院をやめてこれからは自分らしく生きると告げる。一方、ユルが音楽活動を再開すると知り、自分のことのように喜ぶイェチャン。しかし、会えない時間が増えて心が押し潰されそうになる。会いたい気持ちが抑えられなくなったイェチャンは家を訪ねるが、倒れているユルの姿を発見し…。

1999年、両親と車で移動中に事故に遭ったジア。しかし気付くとなぜか家に戻っていた。事故は夢だったのかとほっとするが、両親の様子がおかしいことに気付く。本物の両親ではないと分かり部屋へ逃げると、どこからともなく謎の男が現れる。我に返るとジアは事故現場に戻っていたが、両親の姿は消えていた。それから21年後、怪談番組のプロデューサーになったジア。偶然訪れた結婚式場でおかしな事件に遭遇するが…

ヨンとランが人間ではないという証拠を隠し撮りしたジア。その映像でヨンを脅し、両親捜しを手伝ってもらうことになる。そんな中ジアは両親の夢を見る。初めのうちは幸せな夢だったが、最後には悪夢へと変わってしまう。翌日、出社するとセロムとジェファンも悪夢を見ていたことが分かる。更にはジェファンの夢が正夢になり、ただの悪夢ではなかったことが分かる。同じ頃、とある島の沖合で何者かの頭蓋骨が見つかり…

頭蓋骨を見つけた漁師のうち１人が死体で見つかる。死亡した漁師がピョンヒの父親と一緒にウナ号に乗っていたと知ったジアは、ヨンと一緒に他の船員の家も訪ねることにする。そうするうちに、どの家にも全く同じ絵が飾られていることに気付いた２人。村人は竜王様の絵だと言うが、描かれていたのは足のない竜、蛟竜の絵だった。一方ランは島の巫女と一緒に何者かを目覚めさせようと準備を始める。

漁師の死体が見つかった翌日の朝、ピョンヒ以外の住民たちが全員姿を消していることに気付いたジア。それだけでなく、島じゅうの時計があの世の門が開く丑の刻で止まっていた。またペク刑事に相談したジアは、消えた住民全員が島の出身ではなく、同じ日に同じ船に乗って移住してきたという事実を知らされる。一方ヨンは巫女を殺したことで７日間の謹慎を言い渡される。しかしヨンが雪山監獄で謹慎している間、ランがジアに接触し…

子供たちの霊に襲われたジアだが、すんでの所でヨンに救われる。ぼろぼろになったヨンの姿を見て涙を流すジアだが、ジアの涙が触れた瞬間にヨンの狐玉が現れる。ジアがアウムの生まれ変わりだと分かり、アウムとの思い出を語りだしたヨンだが、なぜか別れについては話そうとしない。また、ヨンは奪衣婆に頼んでジアの両親の行方を千里眼で見てもらうことにする。しかし千里眼を使っても行方は見えず…

ジアの両親を連れ去った存在について知っているという使道を訪ねて民俗村に来たジアとヨン。しかし使道に会うなり攻撃を仕掛けられる。同じ頃、前世が見える“虎の眉”を探しに民俗村へ来たラン。虎の眉を持っているという占い師の元を訪ねるが、自分にとって最も貴重なものとの物々交換でしか渡せないと言われてしまう。何を渡すべきかしばらく悩んだランはどこかへと電話をかける。

自分を助けるためにジアが占い師に狐玉を渡してしまったと知ったヨン。そのせいでジアの中で何かが目覚めたと奪衣婆から知らされ、しばらくジアの家で過ごすと宣言する。また子供の姿をしていた蛟竜は最後の成長を終え、新たな姿を手に入れる。一方ランは虎の眉を手に入れるが、道端で出会った子供のせいで無くしてしまう。何とか居場所を突き止めて虎の眉を取り返すが、その子供の前世を見て驚がくする。

ランから送られてきた虎の眉で自分の前世を見たジアは、前世でヨンに殺されたことを知る。そんなジアになぜ殺したのかと問い詰められたヨンだが、ジアとヨンが一緒にいたらどちらかが死ぬという懸衣翁の言葉を思い出し、ジアを突き放す。暗い気持ちで出社したジアだが、キム作家とジェファンが前世でも自分のそばにいたことに気付き、前世について調べることにする。そこで知り合いの精神科医を訪ねるが…

オドゥクシニによってそれぞれが最も恐れている場所へ送られてしまったランとジア。ランは餓鬼の森で餓鬼に襲われ、ジアは狐峠で事故に遭う。オドゥクシニから２人の状況を聞かされたヨンは２人を助けに行く。しかしその過程で崖から落ちてしまったヨン。何日もその場をさまようが、結局は倒れてしまう。そこへオドゥクシニがやって来て、ヨンの体は蛟竜にささげられると伝えるが…

餓鬼の森でヨンに助けられたことで、ランの心が揺れていると気付いた社長。借りが残っていると脅しながら、２日以内にヨンを引き渡すように伝える。また、蛟竜はテリーと名乗って都市怪談チームのインターンとして働き始める。そんな中、とある工事現場でミイラが見つかったとの速報を見てテリーと取材に出かけたジア。ミイラを見たジアは急いである所へと向かう。

ついにテリーと対面したヨン。心臓をくれればジアとその親とランを解放すると提案を受ける。一方、ネイルチップを持って社長の元を訪ねたジア。ヨンを引き渡せば親を解放すると取り引きを持ちかけられる。また社長はランにもヨンを引き渡すよう要求する。ランは意を決してヨンに電話をかけるが、自身を心配するそぶりのない兄の態度に失望する。結局、社長に言われたとおりヨンを呼び出すが…

社長がヨンとランにだまされてほおずきまで奪われたと知ると、自ら動き始めたテリー。ユリに暗示をかけてランを襲わせたうえ、シンジュとウロンガクシの元に出向いて耳元で何かをささやく。また、ヨンはほおずきを餌に社長を呼び出し、蛟竜を眠らせる方法を聞き出す。同じ頃、蛟竜の弱点を調べていたジェファンとセロム。説話から弱点を見つけてヨンに連絡しようとするが、そこにテリーが現れる。

テリーを眠らせるために血を流したジア。しかし、そのせいでジアの中の蛟竜が目覚めてしまう。ヨンはジアの中の蛟竜から、自分の体に乗り移ろうとしている訳を聞かされる。一方、逃げようとする社長を捕まえたテリー。社長に向かって自首するように暗示をかける。警察に出向いた社長は、ミイラの事件が自分の犯行であると自供する。そんな社長の体には謎の斑点が浮かび…

木剣を使ってジアの中の蛟竜をだまし、他の体へ乗り移る方法を聞き出すことに成功したヨン。蛟竜を永遠に封じ込めるための作戦を立てる。その間に、社長の病が警察官にうつり、そこから爆発的に感染が広がっていく。倒れた警察官の救命処置をしたチェ チーム長にも病がうつってしまい、ヘジャが看病をする。その姿を見た懸衣翁から、驚きの事実を聞かされるヘジャだが…

一緒に奪衣婆を倒そうとテリーに提案したヨン。しかし実際はテリーと一緒に三途の川に飛び込む気でいた。一方のテリーも別のたくらみがあるのは同じだった。一足先に奪衣婆の元を訪ねると、ボクギルとの仲について語りだす。理性を失った奪衣婆が攻撃しようとするが、テリーは強力な武器を手に入れていた。結局、ヨンが蛟竜のうろこを飲み込んでジアの中の蛟竜が乗り移るが…

ヨンがテリーと一緒に三途の川へ飛び込み、謎の病が消えた世界。ジアは毎日のように奪衣婆と懸衣翁の元を訪ね、ヨンを救う方法を模索する。奪衣婆もヨンを生き返らせるため、閻魔大王に掛け合うが全く聞いてもらえない。そんな中、誕生日を迎えたジアにヨンからプレゼントが届く。一方、民俗村で出会った占い師を見つけたランとジア。ヨンを生き返らせるために取り引きをすることになる。

母校であるソヨン高校へ教育実習に行くことになったソマン。しかしハミンとの思い出の場所である美術室で突然倒れてしまう。気を失ったソマンは、ハミンと出会った頃の夢を見る。その後、保健室で目覚めたソマン。見守っていたボミから、うわごとを言っていたと聞かされる。ソマンは職員室に戻るが、その時ハミンの姿を見つける。涙ながらにハミンの名を呼ぶが、実際に目の前にいたのは別の生徒だった。