ノクドゥに苦手な舞を教えてもらったドンジュは、彼を意識し始める。そんな女心を知る由もないノクドゥもまた、彼女を気にかけていた。そんな中、ドンジュは皆が捜している男がノクドゥだと気づき、彼を早く逃がそうとする。だが、以前妓楼で問題を起こした両班が、ドンジュへ仕返しをするため強引に水揚げを迫ってきて…。

ノクドゥは両班に水揚げされそうになったドンジュを養女に迎え、母娘として寡婦村で同居を開始する。ムウォル団のキム・スクは、殺人の任務を果たさなかったノクドゥに新たな命令を下す。ノクドゥはドンジュが飼いたがっていたヒヨコを２羽贈り、任務をこなすため漢陽へ。1人になったドンジュは、ノクドゥのことが頭から離れず…。

漢陽へ行き何食わぬ顔でノクドゥと合流したドンジュ。2人で街へ買い物に行き、ノクドゥは手先の器用なドンジュに任務に必要な道具を作ってもらう。散歩中ブランコを見て顔を曇らせたドンジュに、ノクドゥは優しく声をかける。その夜、ドンジュはかつて家族と暮らしていた家を訪れる。そこで出くわしたのはチャ・ユルムだった。

任務を遂行したノクドゥだったが、突然現れたドンジュとともに危機に直面！ ユルムのおかげでその場を乗り切り、ノクドゥはムウォル団への入団に一歩近づく。その頃妓楼では、ノクドゥの帰りを歓迎する宴会の準備をしていた。一方、隠れて暮らしていたユンジョとファンテは再び襲われ、ファン将軍とその娘エンドゥは漢陽を訪れる。

歓迎会で酔っ払ったドンジュは、好きな人がいると公言。その発言を聞いたノクドゥは、ドンジュが誰を好きなのかが気になって仕方がない。一方、恋人に会いに村に来たというノクドゥの嘘を信じているドンジュは、自分の気持ちを悟られまいと彼を突き放す。そんな中、ノクドゥは島で襲われた原因が王と関係しているという情報を得る。

ノクドゥの正体を知ったユルム。ドンジュはノクドゥをかくまった理由を説明し、秘密にしてほしいとユルムに頼む。ユルムとノクドゥはドンジュをめぐり対立。ドンジュに口づけをしたノクドゥは積極的に想いを伝えるが、興味はないときっぱり告げられて落ち込む。そんな中、光海君は自分の地位を脅かす弟の永昌大君を島流しにするが…。

光海君の側近である大堤学のホ・ユンは永昌大君を王に担ぎ上げるべく、ムウォル団に密かに指示を下す。だが、ムウォル団の頭領で妓楼の長チョン行首は、光海君が大君の暗殺を企てていると知り、スクに計画を中止するよう伝えてほしいとノクドゥに命じる。そんな中、謀反を起こそうと決起集会をするユンの目の前に、ユルムが現れて…。

光海君は戸曹判書を殺害した刺客が女人だったと知り、ユンと寡婦村の関係を怪しんで偵察に向かうが、証拠を発見できず村を後にする。その頃、永昌大君を殺したユルムこと綾陽君は、自分を王にしろとユンを脅していた。一方、ノクドゥとドンジュは、誤解からぶつかり合ってばかり。そんな中、ユンの命令でムウォル団は寡婦村を離れ…。

ムウォル団にノクドゥが加入したと知り、イラ立つユルム。さらに寡婦村を去るドンジュから、ノクドゥへの想いを涙ながらに告げられ敵対心をますます強くする。そんな中、行首とともに都に向かったノクドゥはファンテと再会。兄を救い出そうと試みるも、お前が王の息子だから今まで惨めな人生を送ることになったと衝撃の告白をされ…。

ユルムの命令によって、寡婦村が襲撃される。燃え盛る炎を見て村に戻ったドンジュも危険にさらされるが、ノクドゥに命を救われる。ノクドゥは寡婦や妓生たちを賊から守り抜き、男であることを明かした後に気を失ってしまう。村が焼け落ち、ムウォル団や寡婦たちは村から逃げるが、行首は最後にユンに会いに行くと言いみんなと別れ…。

ドンジュは負傷したノクドゥが目を覚ます前に村を去り、王宮で働く方法を探していた。回復したノクドゥもファン親子とともに漢陽暮らしを開始。ドンジュを捜しながら、王に会うために武科試験を受ける決心をする。そんな中、ユンジョはユンと密会しているところを光海君に見つかってしまう。一方、ノクドゥはある男と知り合うが…。

捕盗庁に追われたノクドゥはドンジュと再会。光海君に見つかってしまうものの、2人は逢引を装ってその場をやり過ごす。そしてノクドゥは黙って消えたドンジュを責める。ドンジュは相変わらず素直になれないが、ノクドゥを恋しく想っていた自分に気づく。一方、ユルムはスクにユンが行首を殺したと嘘をつき、ムウォル団を味方につける。

再会後もぶつかり合いながら、ノクドゥとドンジュは互いの存在の大切さを実感する。同じ頃、ユンは王位剥奪の計画をユンジョに提案。一方ユルムとダノはファンテを尾行し、王の息子の正体を突き止めようとしていたが、ノクドゥの仕掛けた罠にはまりユルムは窮地に陥る。しかし、その一件でユルムはノクドゥこそが王の息子だと知り…。

ヨン・スの名で武科試験に首席合格したノクドゥは、光海君の正体を知って驚愕する。ノクドゥが王宮に入ったと知ったユルムは、彼と同じ家で暮らすドンジュを発見して自分の屋敷に連れ帰る。そして、ノクドゥを光海君に殺させる妙案を思いつく。光海君は20年前に生まれた息子が生きているとユルムに聞かされ、ユンを地下牢に投獄する。

ノクドゥは光海君が父ユンジョを殺してでも捕らえようとしていることを知り、ドンジュに弱音を吐く。久しぶりにスクと会ったノクドゥは、ユンジョの様子を聞くが姿を消したと告げられる。一方、ドンジュは王を暗殺しようと妓楼に潜り込むが、そこで以前問題を起こした悪徳商人と鉢合わせしてしまい、逃げる途中で深い井戸に落ちて…。

ドンジュを救い、口づけをしたノクドゥ。互いの想いを確かめ合った２人は幸せな瞬間を過ごす。一方、ユルムはファンテやムウォル団の証言を利用し、ユンが謀反を企てていたと光海君に思い込ませる。激昂した光海君はユンを殺害し後悔の念に駆られる。そんな中、宮中でドンジュを見かけたノクドゥは、手作りの指輪をプレゼントして…。155

勤め終わりにデートへ出たノクドゥとドンジュは、偶然そこで寡婦村の仲間と再会し、家で夕食をともにする。その夜、同じ布団で眠っていたノクドゥとドンジュは、キスを交わし愛を語り合う。そんな中、ユルムは宮中でドンジュと話すノクドゥに殴りかかり敵意を示す。同じ頃、ユンの死を知ったスクは、すべてユルムの仕業だと気づき…。156

宮仕えを始めたドンジュは、夜更けに王の暗殺を計画。従事官だとばかり思っていた人物が光海君だと知って衝撃を受ける。思い悩むドンジュに気づいたノクドゥは、彼女をそっと励ます。同じ頃、王妃とユンジョが密会しているところに光海君が現れ、ユンジョが捕らえられてしまう。一方、スクはユルムから情報を得るため、探りを入れ…。155

ノクドゥはユルムの謀反を阻止するため、ある計画を実行。スクの協力を得てユルムが逆謀を企てている証拠を入手する。ノクドゥはすぐに光海君へ知らせようとするが、彼がユンジョを詰問しているところを目撃。さらに光海君が息子である自分の命を狙っていることを知ってしまう。その頃、ドンジュはユルムから衝撃の真実を聞かされ…。155

ノクドゥが王の息子だと知り、動揺するドンジュ。ノクドゥもまた、王が自分の命を狙っていると知り落ち込むが、ドンジュに話せずにいた。そんな中、ノクドゥはユルムから謀反への加担を打診されるも拒否する。一方、光海君はノクドゥが息子とは思いもせず、彼の働きを認め自身の護衛に任命。ノクドゥは自力でユンジョを助けようと決意し…。156

都では王が自身の息子を殺そうとしたという噂が広まり、光海君は猜疑心をますます強めユンジョを拷問。光海君はユルムを呼び出しノクドゥとともに息子捜しを命じる。一方、ドンジュはノクドゥを傷つけたくないと涙ながらに話し、ある決意を胸にノクドゥへ別れを告げる。そんな中、ノクドゥはユルムの計画に加わることに同意するが…。155

ドンジュと鉢合わせしたノクドゥは自分の正体を知られていたことを悟り、涙を流しながら彼女を逃がす。そんな中、ノクドゥは光海君の行幸に随行。ドンジュは光海君の後をつけ、暗殺の機会をうかがう。一方、王妃は王のいない隙にユンジョを牢から逃がし、息子を守ってほしいと依頼。これを知った光海君はすぐに漢陽へ戻ろうとするが…。156

ユルムは計画通り王宮で着々と準備を進め、ノクドゥたちの帰りを待ち侘びる。一方その頃、光海君は、信頼していたノクドゥの正体を知って衝撃を受ける。さらに都承旨からも狙われ慌てて逃げるが、今度はドンジュに追い詰められる。ドンジュは自分の正体を明かし、矢を放とうと構えるが、光海君がノクドゥの命を狙っていると聞き…。154

ノクドゥはユルムの反乱を阻止すべく、兵曹判書とともに軍を率いて王宮に戻る。その場に現れた王妃は、光海君は事故で崩御したとユルムに告げ、ノクドゥに王位継承権があると宣言。ノクドゥは20年前に産んだ実の息子だと証明するが、ユルムは剣を抜いて戦いを開始。その頃、ドンジュはノクドゥの身を案じて、王宮へ駆けつけるが…。154

ユルムがノクドゥに向かって弓を引こうとしたとき、突然目の前にドンジュが現れる。ノクドゥを必死に守ろうとするその姿に、ユルムの憎しみはますます深まっていく。劣勢に見えたノクドゥだったがムウォル団の加勢で、一気にユルムを追い詰める。だが、なんとそこへ崖から転落して死んだはずの光海君が登場し、ノクドゥに剣を向けて…。156

王宮に戻った光海君は、ノクドゥが王位を狙って反乱を起こしたと思い込む。王妃は宮殿に残ると決め、自由に生きてほしいと告げてノクドゥとドンジュを逃がす。深手を負ったノクドゥはドンジュとともに身を潜め、意識を失いそうになりつつも愛を伝える。瀕死のノクドゥを救うため、追ってきたユルムの前に１人で姿を現したドンジュは…。156

窮地を脱したノクドゥは、ドンジュや家族らとともに故郷の離島で新たな生活を開始。ムウォル団への恩返しに助っ人として大活躍するノクドゥ。皆に祝福されながら笑いの絶えない結婚式を開き、ノクドゥとドンジュは永遠の愛を誓い合う。そしてそんな様子を、ノクドゥは王宮で暮らす母に手紙で知らせていた。それから9年後ー。154

エリート音大生のユジンには、飛行機恐怖症という弱点があった。世界的な指揮者を夢見るが、留学できず自暴自棄になったユジンは…。

ネイルと演奏し、彼女の才能を確信したユジンは音楽への意欲を取り戻す。一方、ユジンに完全に恋をしたネイルは彼を追いかけ回すように…。

風邪を引いたネイルの代わりに、ユジンがイルラクのピアノ伴奏をすることに。演奏に感激したイルラクはユジンと一方的に親友になるが…。