都では王が自身の息子を殺そうとしたという噂が広まり、光海君は猜疑心をますます強めユンジョを拷問。光海君はユルムを呼び出しノクドゥとともに息子捜しを命じる。一方、ドンジュはノクドゥを傷つけたくないと涙ながらに話し、ある決意を胸にノクドゥへ別れを告げる。そんな中、ノクドゥはユルムの計画に加わることに同意するが…。155

ドンジュと鉢合わせしたノクドゥは自分の正体を知られていたことを悟り、涙を流しながら彼女を逃がす。そんな中、ノクドゥは光海君の行幸に随行。ドンジュは光海君の後をつけ、暗殺の機会をうかがう。一方、王妃は王のいない隙にユンジョを牢から逃がし、息子を守ってほしいと依頼。これを知った光海君はすぐに漢陽へ戻ろうとするが…。156

ユルムは計画通り王宮で着々と準備を進め、ノクドゥたちの帰りを待ち侘びる。一方その頃、光海君は、信頼していたノクドゥの正体を知って衝撃を受ける。さらに都承旨からも狙われ慌てて逃げるが、今度はドンジュに追い詰められる。ドンジュは自分の正体を明かし、矢を放とうと構えるが、光海君がノクドゥの命を狙っていると聞き…。154

ノクドゥはユルムの反乱を阻止すべく、兵曹判書とともに軍を率いて王宮に戻る。その場に現れた王妃は、光海君は事故で崩御したとユルムに告げ、ノクドゥに王位継承権があると宣言。ノクドゥは20年前に産んだ実の息子だと証明するが、ユルムは剣を抜いて戦いを開始。その頃、ドンジュはノクドゥの身を案じて、王宮へ駆けつけるが…。154

ユルムがノクドゥに向かって弓を引こうとしたとき、突然目の前にドンジュが現れる。ノクドゥを必死に守ろうとするその姿に、ユルムの憎しみはますます深まっていく。劣勢に見えたノクドゥだったがムウォル団の加勢で、一気にユルムを追い詰める。だが、なんとそこへ崖から転落して死んだはずの光海君が登場し、ノクドゥに剣を向けて…。156

王宮に戻った光海君は、ノクドゥが王位を狙って反乱を起こしたと思い込む。王妃は宮殿に残ると決め、自由に生きてほしいと告げてノクドゥとドンジュを逃がす。深手を負ったノクドゥはドンジュとともに身を潜め、意識を失いそうになりつつも愛を伝える。瀕死のノクドゥを救うため、追ってきたユルムの前に１人で姿を現したドンジュは…。156

窮地を脱したノクドゥは、ドンジュや家族らとともに故郷の離島で新たな生活を開始。ムウォル団への恩返しに助っ人として大活躍するノクドゥ。皆に祝福されながら笑いの絶えない結婚式を開き、ノクドゥとドンジュは永遠の愛を誓い合う。そしてそんな様子を、ノクドゥは王宮で暮らす母に手紙で知らせていた。それから9年後ー。154

ネイルと演奏し、彼女の才能を確信したユジンは音楽への意欲を取り戻す。一方、ユジンに完全に恋をしたネイルは彼を追いかけ回すように…。

風邪を引いたネイルの代わりに、ユジンがイルラクのピアノ伴奏をすることに。演奏に感激したイルラクはユジンと一方的に親友になるが…。

正体不明の嫌がらせを受けるネイル。おとり作戦で捕まえた犯人は、ユジンに想いを寄せるティンパニー奏者・スミンだった…。

シュトレーゼマンがSオケを脱退し、ユジンが指揮を執ることに。学校側は、SオケとAオケの演奏対決を企て、負けたオケの解散を命ずるが…。

厳しい指導の結果、楽譜通りだが魅力を失ったSオケの演奏。ネイルはユジンにピアノを弾いて聴かせ、問題解決のヒントを与えるが…。

ユジンの元カノ・ドギョンの登場でネイルは心穏やかでない。経験したことのない感情に戸惑い、ユジンを避けてしまう…。

音楽祭の空き部屋でピアノを弾くネイル。音楽祭に参加していたチェリストのユヌは、その音色に魅了され、導かれるように彼女のもとへ…。

大学内の演奏会で、シュトレーゼマンとユジン、Aオケが共演することに。それを知ったSオケのメンバーはユジンを裏切り者と非難するが…。

演奏会の日、Sオケの指揮を務めるはずだったスンオが極度の緊張で病院へ。不測の事態に、ネイルはユジンに助けを求めるが…。

2つのオーケストラがあるのは学則違反だといい、Sオケは解散の危機に。その噂を聞いたイルラクたち団員はユジンを誤解し…。

Aオケ、Sオケがともに解散し、ユジンを指揮者にした新たなオーケストラをオーディションで結成することが発表される…。

新たなオーケストラ「R☆S（ライジング・スター）オーケストラ」が結成された。Sオケの落ちこぼれが多数選抜されたことに理事長は激怒し…。

ついに迎えた公演の日。ネイルは幼少期のトラウマのせいで、リハーサルの時間になってもステージに立つことができず…。

叔父からの呼び出しで、ユジンはネイルとともに叔父の家へ。ネイルはそこでユジンがトラウマのせいで留学できないことを知り…。

影響力のあるテレビ番組に出演することになったR☆Sオケ。ソリスト選びで元SオケとAオケの対立は深くなり…。

大学オーケストラ祭への出場が決まったR☆Sオケだが、イルラクはソリストとしての覚悟が決めきれないでいた…。

自身が催眠術を掛ければ、ユジンの飛行機恐怖症を直すことができると確信したネイル。シュトレーゼマンがユジンの留学計画を進める中…。

内部分裂が公となり解散の危機に立たされたR☆Sオケ。対立していた団員たちは一致団結し、理事会への説得を試みるが…。

優勝すれば留学できる、国際コンクールの出場資格を得たネイル。しかしネイルはユジンへの思いを絶つべく…。

ネイルは国際コンクールに出場するため、ユジンとともにヨーロッパへ。ソウルではR☆Sオケがユヌの指揮で練習に励んでいた…。