殺戮の宴から1年が経った1940年秋、前触れもなく顧が戻ってきた。今は日本人とのアヘンの取引で儲けていると語る顧は、無心に大金を渡そうとするが無心はそれを断る。小丁猫の縄張りである租界には近づかないよう忠告する無心に、顧は何のために戻ってきたと思っているんだ、と言い放ち、それを無視するのだった。

無心は自分の血に触れて倒れた小丁猫を介抱するが、おびただしい血を見ても動揺しなかったことに不審を抱き、小丁猫に理由を問いただす。すると小丁猫は昔に君に会ったことがあるから、と答えるのだった。その手口から自分を襲ったのは白川だと言う無心の意見に、小丁猫は白川が生きていて顧の復活に関わっている事を確信する。

馬秀紅（マーシウホン）と小甜を失った悲しみから、小丁猫はついに自ら封印していた妖力を解禁し、紙人形を使って顧に復讐を果たそうとする。一方、無心は兄弟の契りを結んだ顧の残忍な行為がどうしても信じられなく、記憶の彼方にうっすらと残るはるか昔に出会った顧の父親、顧玄武（グーシェンウー）の面影と重ね合わせて思い悩む。

無心が作った護符の効力で小丁猫を生け捕ることに成功した顧。日本軍の渡辺少佐に小丁猫を殺すことを提案するが、渡辺の思惑は違っていた。今でも上海の商業組織と秘密結社の実権を握ってるのは小丁猫の養父の丁（ディン）であり、その愛息の小丁猫を人質に取っている限り、丁も自分たちの縄張りに手を出せないと考えているのだった。

顧によって捕らえられた無心は日本軍への抵抗勢力が拷問を受ける通称”76番地”を脱出することに成功したが、小丁猫を置き去りにはできず、再び戻って彼を助け出す。そして追手に捕まりそうになるその瞬間、小丁猫が妖術で敵を皆殺しにする。2人は桃の待つナイトクラブへ逃げ込み、大白の機転によって難を逃れるのであった。

幻想の世界で白川を倒すことに成功した桃だったが、鏡の中に閉じ込められてしまい、戻ることができない。助けに向かった無心とともに巨大な妖怪に追い掛けられ絶体絶命の危機にあったが、人間ではない小丁猫の力によって鏡を壊し、2人は無事生還を果たす。束の間の平穏を取り戻した無心たちに、小丁猫は上海を離れるつもりだと明かすのだった。

レッドたちはマトと接触するためキャプランの恩人リトル・ニコスに会うべくテキサスへと向かう。

ジョージア州サバンナ近郊の変電所に潜水士4人が現れて大規模停電を起こす。CDC研究所からウイルスのサンプルを移送させるための計画だった。

レッドはリズに、「ガイア」というエコテロリストを追うよう指示をするが、その理由は言わなかった。

特許商標庁に勤める男、サイラスは、革新的な発明をした者に弁理士を装って近づいては、殺してその発明したものを奪っていた。

レッドは、資金を凍結された犯罪者に金を貸して暴利をむさぼるルブロンという人物の身柄を確保し、カークにも資金を貸していると郵便局でチームに報告。

レッドは別人のIDを犯罪者に売る「検視官」と呼ばれる男をクーパーたちチームに追わせるよう指示していた。

レスラーたちはトムを追い詰めていたヴィクトルを尋問するが、近くで車を交換した後はどこにいくか知らないと言う。

メリーランド州のリペット・シーフード社の奥でチップを取り出す男たちを武装集団が襲撃。レッドがチームに捜査を促す。

リズが出勤しようとドアを開けると、家の前に女性がプールで死んでいるジオラマが。その後、実際に女性がプールで溺れ死ぬ事件が起きる。

政府の証人保護プログラムを受けている人々のリストが奪われた。リストを取り戻すために、レッドはリズに「ハーレム」に入るように言う。

レッドは何者かが自分に攻撃を仕掛けていることに気づく。彼は敵の正体を探るべく、リズたちに協力を求める。

レッドの仕事仲間がまたひとり、標的となった。リズたちのチームは、レッドと彼の商売に攻撃を仕掛けるすご腕の犯罪者を追う。

クーパーに、自分に利益がある悪党ばかりチームに追わせていると言われたレッドは、大物犯罪者として「設計士」を差し出す。

レッドが意識を取り戻すと、自分専用の医療チームに治療を受けていた。倒れる前のことはほとんど何も覚えていないレッドは…。

デンベを追跡して数週間がたつ頃、アラムがデンベに拉致される。リズたちのチームが捜索し、やがて彼らの居所を突き止める。

レッドの犯罪帝国を破壊しようとする敵。レッドとその敵との出会いと、複雑にもつれた過去が明らかになる。

レッドの金庫番の1人、ペラッキオが誘拐された後、レッドとの関係を証明する書類と共に警察に突き出された。

キャプランは少女のリズの記憶を消した専門家ボグダン・クリロフ医師を雇いNYに派遣する。

ヨーロッパで脱出方法を失ったレッド。その頃「取り立て屋」という復讐請負人にリズが狙われていると情報が入り、次のブラックリスターに彼を指名する。

エイブがキャプランと通じていたことがわかりレッドはエイブから「マリオ・ディクソン」という名前を聞き出し、チームにマリオを調べるよう告げる。

キャプランはゲールに接触、大陪審に免責特権を約束させ自分が証人になると申し出た後、タンジ農場でKの文字が彫られた木の近くから、スーツケースを掘り出した。