チキンチェーン店の本部長アン・グンチョル（ユ・ジュンサン）は、精神科医の妻ナム・ジョンへと息子の3人で平凡だが幸せな生活を送っていた。仕事帰りに大学時代の友人チョン・ジェフン（ペ・スビン）、チョ・ヒョヌ、パク・チュンボク、チョン・マンシクとお決まりの居酒屋での時間を楽しむグンチョル。一方ジョンへは、接待帰りにゴルフの練習場へ立ち寄っていた。そこにコーチとして現れたのは、昼間出会ったチュ・ガンサンだった。

特殊メイクアーティストのオム・ダダ（ミナ）は、トップスターのマ・ワンジュンと7年間隠れて付き合っている。ある日、わがままな女優のせいで予定が急きょ変更となり、ダダは監督の無理な注文に応えるため、自分が再構成したコンテを監督に渡すのだが、無礼だと怒られてしまう。一方、人を愛するために作られたロボット”ゼロナイン”はその効果の程を試すため、初めて外出するが…。

CKテレビで契約社員として働くバラエティ班のPDキム・アジン（知英）。局では契約社員というだけで、正社員の同僚から雑用を押し付けられたり、理不尽な扱いを受けてストレスを溜めていた。そんなアジンは仕事帰りに、メニューの無い深夜営業の“BISTRO”でシェフのパク・ジンソン（チョン・イル）が客とお酒に合わせて提供する料理を楽しむのが日課。ある日アジンは「ゲイのシェフが作る夜食男女」という番組企画を出すが…。

幼い頃の出来事を機に非婚主義者になったヒョンジュは、34歳になる今も独身のままウェブトゥーンプロデューサーとして活躍する毎日。かつては自身もウェブトゥーン作家を志していたが公募に落選していた。５年間プロデューサーとして業績を上げれば、作家デビューさせるという本部長の言葉だけを信じて作家たちを献身的に支えている。しかし約束の日を目前にしたある日、ヒョンジュは退職を迫られることに。

ムンジュ市マニャンに住む女子大生のイ・ユヨンが、自宅の庭に指の第一関節だけ残して失踪するという事件が発生。その事件は未解決のまま20年が過ぎる。ユヨンの双子の兄であるドンシクは警官になり、マニャン派出所に勤務している。そこにエリートのハン・ジュウォン警部補が異動してくる。気の合わない２人だがナム・サンベ所長の命令でパートナーを組むことに。そしてパトロール中に通報を受け認知症の老人の捜索へ行くのだが…

５級公務員のゴンミョンは区長の不興を買い予算編成課から請願室に左遷される。マウォン区で生まれ育った正義感の強いセラは“火取り虫”という名前でマウォン区の問題点を見つけては区役所に訴え続けていた。ある日、ポイ捨てした車を追いかけたセラは区議の賭博現場を目撃し逮捕に協力したことで区から表彰される。だが勤めていた会社に不当解雇され区役所の請願室の事務補助としてゴンミョンの下でアルバイトをすることに。

ウンガン病院精神科助教授のイ・シジュンは心の病を抱えた患者を救おうと日々奔走している。ある日、自分を警察官だと信じる妄想性障害の患者が病院を抜け出し、授賞式にもぐり込んで新人賞を受賞したハン・ウジュを飲酒運転の容疑で逮捕。シジュンが駆け付けたが既に遅く、会場は騒然とし記者たちも押し寄せてきた。偽の警察だと分かり事なきを得たが警察の取り調べ中に我を忘れ怒るウジュを見たシジュンは彼女が気にかかり…

ソヨン高校の２学期が始まり、校内は翌月に迫った文化祭に浮き足だつ。在校生のペク・ホランは、ＳＮＳのインフルエンサーで、羨望と嫉妬の的だ。生真面目な放送部長のコ・ウンテクは、部のアナウンサー募集のため、よくない噂も流れるホランに、自ら声をかけるという。

見知らぬ場所で目を覚まして逃げるジオ。それから１年が経過する。両親が失踪した真相を追い続ける刑事のハ・ヌレグルムは解体現場で発見された遺骨の身元を調べる。車にはねられたヌレグルムを助けたジオ。ジオが手から電気を発する動画が拡散され、ジオは再び追われる身となる。お礼をするためにジオが働く廃棄物処理場を訪れたヌレグルム。しかし、そこにジオの姿はなく、焼却炉からは遺体が発見されるのであった。

江華島で、名士の息子チェ・チョンジュンと不思議な能力を持つ少女イ・ボンリョンは出会った。チョンジュンは17歳で科挙に合格するが、友人チェ・インギュはそんな彼を妬んでいた。ある晩、2人は他の友人らと山に繰り出す。足を滑らせ崖から落ちそうになったチョンジュンをインギュは見捨てて去るが、その彼を助けたのはボンリョンだった…。

済州島のカクテルバー、サマーガイズ。バーテンダーのオ・チンダルレは店内で１人、去年の夏の出来事を思い出していた。それまでの退屈な日常を壊した、３人の男たちとの忘れられない日々を。パク・グァンボクの元に届いたパートナーズリゾートの宿泊券。マ・テオが見つめるチンダルレの写真。酒のボトルをかき分けてソヌ・チャンが手にした１通の絵葉書。それぞれが運命に導かれるようにサマーガイズへと向かう。

記憶を読める超能力刑事トン・ベクは度重なる暴行で停職処分を受ける。そんな中、凶悪な連続誘拐殺人事件が発生する。最初に事件を見抜いた最年少エリート警視正のソンミは天才的なプロファイリングを通じて犯人を追跡する。一方、トン・ベクも誘拐された被害者を助けるために、免職を顧みずひそかに事件を追う。それぞれのやり方でハンマー殺人鬼を追う２人の天才が執念を燃やす。

1997年、韓国軍が、黄海道・海州のＤＭＺ２１セクター付近で訓練中、亡命を望む、赤ん坊を抱いた女性将校の姿を認めるが、そこに北朝鮮の軍人たちが追ってくる。そして、もう一人、謎のケースを持った男が、南を目指して逃亡する。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、離島にある三食ハウスへやって来た３人。島に着くなり、雨に打たれながらも、チャシェフは毎度おなじみのお手製キムチを漬け始める。初日の昼食メニューは、雨の日にぴったりなすいとんに決定。ホジュンが生地作りを担当し、スンウォンがだし汁を作り、ヘジンが火を起こす。しかし雨足がどんどん強まってきて…

借金取りに追われるハンスは、お金を借りるため大企業に勤める弟のハンチョルに会おうと会社を訪ねる。しかし、ハンチョルは問題を起こし会社をクビになっていた。行方が分からず困っていた時、ハンチョルから助けてくれというメッセージが届く。送られた住所のアパートに向かうと、そこにいたのは変わった住民ばかり。ハンスはハンチョルの婚約者に会ったことをきっかけに、ハンチョルが行方不明なのにはアパートの住民たちが関わっていると感づくのだが…

国会では国政監査が行われており、その争点となるのはジョンイン銀行の問題だ。ウジン造船海洋への融資などを含め、ジョンイン銀行の営業損失はかなりの額になる。事態を収拾するため、金融政策課長のチェ・イホンもその場に向かう。しかし、そこで議員に問い詰められたイホンはジョンイン銀行を売却すべきだと言ってしまう。そのことが問題となり金融委員長はクビになり、次期委員長としてホ・ジェの名前が挙がるが…

ナレは、ハンドメードのまな板を作る講座に参加する。板を自分の好きな形にカットし、きれいにやすりをかけ、好きな文字を入れれば出来上がりなのだがうまく作れるだろうか。やすりをかけてまな板を滑らかにする作業では、ナレの前腕筋がうなりを上げる。一方、ファッションウィークのモデルのオファーを受けたソンフン。ギアン84はセレブとしてその会場に招かれるのだが…

全羅南道の求礼にある韓屋で外国人向けの宿泊施設を開くこととなった“ユンステイ”。代表のユン・ヨジョン。総支配人のイ・ソジン。料理長のチョン・ユミ。副料理長のパク・ソジュン。接客担当のチェ・ウシク。メンバーは韓屋に到着して早々 広すぎる敷地に唖然とし、５人で切り盛りできるか営業前日から不安を覚える。そこへ予定より先に到着した客がチェックインするとの連絡が入り…。

雨の日、ハスの葉を傘代わりにして歩いていたオ・イェジ。そんな彼女に一目惚れした高校生のソ・ファンは、イェジが自分の高校に来た教育実習生だと知り密かに胸を躍らせる。美術を教えながら順調に実習の日々を過ごすイェジ。そんな中、イェジは別れた恋人に会うためソウルに行く。その頃、ファンも父からの頼まれ事でソウルに来ていたが…。

ヘラは韓国で最もホットなインフルエンサー。夫は国民的ＭＣのフンソクで自著の出版や番組出演など、順風満帆な日々を過ごしていた。そんなある日、以前一緒に仕事をしたことのある元アイドルのリポーター、ヒョンソンと再会する。ヘラはひょんなことからヒョンソンと食事をするが…。

名門校の女子生徒チョン・スアが刃物で刺される事件が発生する。弁護士のキ・ムヒョクは事務所の所長イ・ドジンの個人的な依頼で、容疑者となった男子生徒キム・ハンスの弁護を引き受けることに。ところが、ハンスは多くを語らず、頑なに無罪を主張する。ムヒョクはハンスに“殺意なき暴行”の罪を認めて減刑してもらうよう促すが…。

ソンウォン大学病院院長であるウソクは、病歴を理由に国家試験を不合格にされたシオンに機会を与えようと、理事会で彼の採用を説得する…。

チョンイル電子で働くイ・ソンシム（ミス・リー）は、下っ端社員として、同僚たちの雑務をこなすのに大忙しの日々。だが、オフィスの華で先輩のク・ジナだけは、何かと経費でソンシムにご馳走しては可愛がっていた。ある時、ユ部長から理不尽に怒鳴られ、ジナに愚痴をこぼしたソンシム。そんなソンシムにジナは、会社を自分の思い通りにできるよう、自社株主になることを勧めるのだが…。

ドラッグストア“オリブリー”に勤めるオ・ヒョンジンは、42歳という若さで常務に昇進すると共に妊娠が発覚。必死の思いで今の地位まで上り詰めたヒョンジンは、待ち望んでいたはずの妊娠を心から喜べずにいた。そして出産予定日の2日前まで仕事に没頭するが、新たな契約締結の瞬間に破水し、そのまま入院。想像以上の分娩の痛みに生死の境をさまよいながらも、無事に男の子を出産するが…。

キム・ウクは詐欺師にだまされた人たちを救うため、イ・ジョンア、キム・ナムグクとともに“詐欺師をだます詐欺師”として日々奮闘していた。ある日、ウクはマフィアにさらわれそうになっている女性を救おうとしたすえ自身もさらわれてしまう。女性の安否は知れぬまま山で埋められそうになったウクは隙を見て逃げ出すが、崖から落ちて気を失い、謎の男、チャン・パンソクに介抱される。

末期がんで余命僅かなユ・イノ画伯の誕生日を祝うため、親族が屋敷に招待される。イノの元愛人キム・ジヘとその娘ユ・ビンナ、異父弟トッコ・チョルと娘のソン、甥のユ・ヘジュン、マネージャーのムン・ジョンウク、さらに離婚後もイノと同居する元妻チ・ソリョンと家政婦のパク・ジンスクもいた。8人の間には既に気まずい空気が流れて…。

「PRODUCE X 101」で活躍した“友情ズ”のイ・ジニョク、イ・セジン、キム・ミンギュの３人が、人生一の写真で人気者になることを目標にロサンゼルスへの“インサ”ツアーに出発する。ロサンゼルスに到着した３人は、さっそく観光に。定番のスポットを巡り、SNS映えする写真を撮りまくる。アイスクリーム店では勇気を出して英会話にも挑戦。３人の素顔を見られる旅が始まる。

＜現在＞誰もが羨む、有能で経済力を備えたジンサンとの結婚を控えたスジョン。他部署との合同飲み会の日。カラオケで無理矢理歌うことになった元彼の曲を、まるで自分の曲のように歌ったスジョンは突然店を飛び出すが…

育児雑誌“THE BABY”の編集部次長チャン・ハリは39歳未婚、彼氏いない歴10年。大の子ども好きで出産願望は強いが、結婚相手は見つかりそうにない。ついに卵子の冷凍保存をして、結婚せずに妊娠する方法を考え始める。３年ぶりに帰国した写真家のハン・イサン。ナム・スチョル室長からのスタジオをシェアしないかとの提案を渋るが、その理由はハリとの確執があった。初対面の２人の印象がイカれた女とイカれた男だったからだ。

ユジュン建設の最年少理事であるソジンは、バイオリニストの妻ヒョンチェと娘のダビンと幸せな日々を送っていた。しかし、ある日ダビンが忽然と姿を消してしまう。一方、エリは母ソンジャの心臓移植費用のために毎日必死で働いていた。