ルーが学校対抗バトミントン大会の出場メンバーに選ばれ、イーシンがコーチとして指導をすることに。練習を重ねるうちに、二人は互いの意外な一面を発見することになり、徐々に打ち解けていくのだった。その頃、図書館スタッフのバイトを始めたシャオは、職場の先輩になったファンジョウと過ごす時間が増え、ヤースーは密かに焦り始める。

図書館の地下にある貴重文献室で作業をしていたファンジョウとシャオが帰ろうとすると、すでに図書館の鍵が施錠され外に出ることができなくなっていて、二人は仕方なく一夜を図書館で過ごすことに。翌朝、無事に図書館から出ることができたシャオから、ファンジョウと二人きりで図書館に閉じ込められていたことを聞いたヤースーは……。

ヤースーに先を越され、シャオに告白をされてしまったファンジョウは、巻き返しをはかるために恋愛心理学を利用して、シャオを振り向かせることにする。試行錯誤の末、シャオが推理研究会の役目として受けた猫探しの依頼を手伝うふりをしつつ、心理学の様々な効果をフル活用してシャオとの距離を縮めようと悪戦苦闘するファンジョウだが……。

ルームメイトのルオ・ウェイの提案で流星群を皆で見に行くことになり、ルーはこれを機会に以前から気になっていたユーを誘ってみることにする。一方シャオは、ヤースーから人気の探偵展に行こうと誘われて約束をしたが、研究が忙しくてしばらく連絡の取れなかったファンジョウからも、思いがけず同じ展示会に誘われてしまう。

流星群の出現を待ちながら、ファンジョウとイーチュンが親しくしているのを目にしたシャオは、密かに嫉妬心を抱いていた。そんなシャオの様子を見守っていたヤースーは、シャオが本当にファンジョウのことを好きになってしまったことに気が付いてしまうのだった。休暇の帰省中も、シャオはファンジョウのことばかり考えてしまい……。

ファンジョウがシャオに告白して両想いとなった二人は、ぎこちなく交際をスタートさせる。偶然二人が食堂で仲良くしているのを見かけ、付き合い始めたことを知ったヤースーは、深く傷つきながらもシャオへの片思いを終わらせるのだった。シャオの成功に影響されたルーは、自分も勇気を出してユーに告白することを決意する。

ルーとユーの事が気になるイーシンは、二人の待ち合わせるレストランに潜り込み、ユーがルーの告白を受け入れるのを目撃する。その後、トイレでユーが別の女性に親密な電話をするのを聞いてしまったイーシンは、ユーを問い詰めるが上手くはぐらかされてしまう。その頃、シャオがイケメンの留学生といるのを見たファンジョウは……。

スー・チョンは中国を発ってノルウェーへ戻る日、こっそりとシャオミーの自宅を訪ねる。K＆Kへの加入を断り続けてきたシャオミーに対し、スー・チョンは自分の後を継ぎマネージャーになるよう勧誘。eスポーツの未来を盛り上げる仕事に大きな意義を感じ、シャオミーはハン・シャンイエンを訪ねて自ら立候補する。無事に起用されたシャオミーだが、いきなり現れた新マネージャーに対し、なじめないK＆Kの選手たちは反抗的な態度を見せる。

シャオミーに反抗的な態度を見せていたK＆Kの選手たちも、シャオミーの戦略分析の確かさを認め受け入れる。一方、トン・ニエンは音楽アプリに新曲をアップロード。曲の内容からネットではリトル・スクイッドが恋をしたと話題になり、ハン・シャンイエンもついに最大手のSNSに登録をする。そして中国地区予選で、K＆KはチームBUFFとの準決勝を迎える。対戦チームのリーダーであるバフはハンが現役時代に唯一敗れた、因縁の相手だった。

ハン・シャンイエンは準決勝で戦ったチームBUFFのリーダーの高い能力に目をつけていた。チームの戦力アップを図るため、バフをＫ＆Ｋへ加入させようと計画。シャオミーにバフの宿泊先を調べさせる。一方、ハンと本部との電話を聞き、トン・ニエンはクラブの資金事情を知る。ニエンは足りなければお金を出すと申し出るも、ハンは断るのだった。交際が順調な２人は早朝、ニエンの自宅前で車内デートを楽しむ。そこへニエンの父親が現れ…。

ハン・シャンイエンは故郷へ帰ろうとしていたバフを駅で見つけ、Ｋ＆Ｋに入るよう誘う。eスポーツを諦めきれなかったバフは喜んでそれに応じるのだった。バフは当面、シャオミーの部屋に住むことになり、その夜、引っ越し祝いが行われる。酒を飲んだハンの代わりにトン・ニエンが運転してＫ＆Ｋへ戻るが、そのあと２人は結婚の話をしていて、つい口論に発展。ハンは部屋を出て行き、ニエンはハンのベッドで寝てしまう。

ハン・シャンイエンの部屋でこっそり酒を飲み、酔っ払ってしまったトン・ニエンはそのままハンの部屋で一泊。翌日、母親からの電話に寝ぼけたまま出てハンの部屋にいると伝えてしまう。ニエンの両親と話してけじめをつけるため、ハンはトン家を訪問。ニエンへの真剣な想いを明かし、結婚を許してくれるよう両親に頼み込む。K&Kクラブへ戻ったハンはシャオミーに結婚する意思を伝えるが、今結婚するとニエンが惨めだと言われてしまう。

突然、大学の教室に現れたハン・シャンイエン。トン・ニエンも他の学生も驚くが、実はハンは教授と昔からの知り合いだということが分かる。ハンとニエンは校内デートを楽しみ、学生食堂でニエンの夢をかなえる。eスポーツの決勝戦を間近に控えたある日、ハンの義母がノルウェーからやって来る。ハンとニエンの結婚を後押しすべく、ニエンの両親へあいさつするためだった。ニエンの両親をレストランに招き、婚約にこぎつけようとするが…。

義母と一緒に10年ぶりにソロの自宅を訪れたハン・シャンイエンは、仲間との思い出が詰まった家から引っ越そうとしないソロの思いを知り、胸を熱くする。ノルウェーに帰るハンの義母は、出発前に空港ラウンジで慌ただしくトン・ニエンと会い、一目で気に入るのだった。中国地区決勝を控え、北京に飛んだハンは、到着を待っていたソロと10年ぶりに酒を酌み交わす。そこで互いの胸の内を語り、やっとわだかまりが解ける。

決勝を翌日に控え、北京のホテルで準備するＫ＆Ｋのメンバーたち。そんな中、かつてのチームSOLOの仲間２人がハン・シャンイエンを訪ねてくる。久々の再会に喜ぶハン。一夜明けて決戦当日、トン・ニエンがＫ＆Ｋのユニフォームを着て現れたことに、メンバーたちは沸く。試合直前にサプライズで国内オールスター人気投票の結果が発表され、上位を元チームSOLOの５人が独占。彼らは現役トップ選手と戦うことになる。

オールスター人気投票で選ばれたハン・シャンイエンは、一夜限りの復活戦で元チームSOLOのメンバーとともに現役選手を撃破する。人生最後の試合を終えたハンは、初優勝時のチャンピオンリングを用意し、トン・ニエンにプロポーズ。しかしニエンに拒まれてしまい、気まずいムードになる。10年ぶりに北京で再集結し、にぎやかな夜を過ごした元チームSOLOの面々は翌朝、懐かしさと寂しさを胸に、それぞれの場所へ戻るのだった。

北京から戻ったトン・ニエンとハン・シャンイエン。ニエンに誘われて彼女の家へあがるハンだったが、そこへニエンの両親が帰宅し４人で夕食をとることに。気まずい空気が流れるが、意外にもニエンの母親がハンに好意的な態度を見せる。母親はすでにハンの人となりを認めていたのだった。一方、Ｋ＆Ｋはレベルアップを図るため個人ランク４位のバフを新メンバーとして迎える。デモとワンは一軍から落ちるのは自分だと悲観的になるのだった。

成績が伸び悩んでいたワンは、アジア太平洋予選の出場選手を決める審査でも点数が伸びず、新加入のバフに取って代わられてしまう。ショックで落ち込むワンだが、ハン・シャンイエンの激励で意欲を取り戻すのだった。アジア太平洋予選の準決勝の抽選が行われ、Ｋ＆Ｋは思いがけずＳＰと戦うことに。世界大会への出場権をかけたこの試合で、バフ加入でパワーアップしたＫ＆ＫはＳＰに勝利。次はオーストラリア代表と優勝を争うことになった。

アジア太平洋予選の決勝戦前日、眠れぬ夜を過ごすＫ＆Ｋのメンバーとハン・シャンイエンたち。トン・ニエンとヤーヤーも眠れず、Ｋ＆Ｋクラブ近くのコンビニで夜を明かす。そして朝、会場へ向かう前にグラントの体調が悪化し、急きょワンと交代することに。それでもＫ＆Ｋは決勝戦に勝利し、過去10年を振り返り感慨にふけるハン。ニエンはハンに結婚了承の意を伝え、ハンはニエンの家へ挨拶に行くため、ソロと服を交換する。

Ｋ＆Ｋがアジア王者として世界大会進出を決めた日、ハン・シャンイエンはトン・ニエンを連れてトン家へ。ニエンの両親からも結婚の承諾を得た２人は、優勝の喜びに沸くＫ＆Ｋのクラブに戻り、結婚を正式発表。選手たちやチームSOLOの仲間から祝福を受ける。アジア王者を記念して入籍するため、２人はその足で役所に向かうことに。早朝、一番乗りした２人だが、シャンイエンは改めてニエンにチャンピオンリングを贈り永遠の愛を誓う。

建文4年、燕王（えんおう）・朱棣（しゅてい）は反乱を起こし、明の第3代皇帝・永楽帝として即位する。この靖難の役で、若微（じゃくび）は両親を殺され、妹・蔓茵（まんいん）とも生き別れてしまう。若微は父親と交流があった孫愚（そんぐ）に育てられ、蔓茵は永楽帝の息子・朱高熾（しゅこうし）と孫・朱瞻基（しゅせんき）に助けられ、宮中で胡尚儀（こしょうぎ）に胡善祥（こぜんしょう）という名を与えられ育てられていた。10年の時が流れ、若微は永楽帝を暗殺すべく都に潜入するが…。

永楽帝から金令牌（きんれいはい）を授けられ、錦衣衛（きんいえい）に入って逆賊の調査を命じられた瞻基。若微のいる骨董店を調べ、彼女と酒楼で会う約束を取りつける。一方、永楽帝の親征中、留守居（るすい）を務めていた皇太子の高熾は、その間に扱った文書の提出を求められ、皇帝の信頼を得られなかったと嘆く。そんな中、若微は孫愚とともに“陛下”と呼ばれる人物からある指令を受け…。

酒楼にきた若微は、瞻基を殺すように命じられていた。店に双方の仲間が待機し一触即発の状況の中、若微に普通の女性にはない魅力を感じた瞻基は、彼女を連れて店から抜け出す。一方、永楽帝は高熾に虎の親子が描かれた絵を与え、詩を添えるよう命じる。任を受けた高熾だが、皇太子を続ける自信がなくし、弟の朱高煦（しゅこうく）に譲りたいと永楽帝に申し出るが…。

瞻基から詔獄（しょうごく）の鍵を持っていた理由を聞かれ困窮した若微。虎の絵の詩を作る代わりに質問をしないでほしいと頼む。一方、永楽帝に留守中の仕事を評価された高熾。褒美として皇太子の位から退くことを許してほしいと懇願するも永楽帝を激昂させ、高煦を斬るよう命じられてしまい…。そんな中、若微と孫愚は元いた場所へ帰還するように命じられる。

このままでは皇帝になれないと察した高煦は、弟の第3皇子・朱高燧（しゅこうすい）に、自分の配下にある兵と御林軍（ぎょりんぐん）と錦衣衛とで天地を覆そうと誘う。そんな中、瞻基に詔獄へ連れられてきた若微は、策にはまり天牢（てんろう）に閉じ込められる。一方、武力で帝位を奪ったことに罪悪感を持つ永楽帝は、父の洪武帝に斬られる夢を見る。和尚（おしょう）の姚広孝（ようこうこう）に建文の居場所を尋ねるが…。

永楽帝は大業を果たすべく政務に心を砕くが、建文の行方も気にしていた。一方、天牢に居て体調を崩し倒れてしまった若微。瞻基は若微に治療を施し、彼女の仲間の聶興（じょうきょう）を牢から出すことを約束する。そんな中、皇帝に雲南行きを命じられていた高煦は病気を理由に、都に居座っていた。様子を探りに行った瞻基は、高煦と高燧の行動に不穏なものを感じ…。

謀反を企て、兵を率い宮廷へ向かった高煦と、火薬庫へ向かった高燧。しかし永楽帝に全てを見通され、計画は失敗に終わる。永楽帝は2人を天牢へ入れようとするが、高熾の強い反対を受け入れ不問とした。一方、瞻基は約束どおり、若微の仲間を牢から逃がすべく作戦を決行。聶興らを助けてひと安心していた若微だったが、“陛下”に呼び出され…。

瞻基は仲間を助けた代わりに、若微に良民になって欲しいと告げる。そして姚広孝の元に彼女を連れていき、骨相を見てもらうことに。若微は姚広孝こそが靖難の役の源であり、復讐すべき相手の一人だと気づき、夜中に屋敷へ忍び込む。そこへ、若微の骨相の意味を知りたい瞻基が現れてしまう。さらに永楽帝までが彼を訪ねてきたため暗殺は失敗し…。

罪の意識に苦しむ永楽帝は、息子たちと瞻基に肉親を殺さないように誓わせる。その頃宮廷では、瞻基の妃候補・秀女（しゅうじょ）の選考が行われていた。胡善祥は秀女になりたいと胡尚儀に申し出るが…。一方、瞻基の暗殺に失敗した若微は皇甫雲和（こうほうんわ）に命を奪われそうになる。若微の考えを聞いた徐浜（じょひん）は彼女の味方となり、皇甫雲和に瞻基を殺す策を提案する。

頼りにならない息子たちに頭を悩ませた永楽帝は、朴妃（ぼくひ）に目をつけ、子を増やそうと企む。そんな中、瞻基が永楽帝の孫だと知った若微は彼を殺めようとするも、瞻基のほうが一枚上手で逆に捕まってしまう。だが、徐浜の策略により形勢が逆転し、瞻基は若微たちの隠れ家へ連行されてしまう。瞻基の本当の目的は、“陛下”と対面することだったが…。