大院君の長男イ・ジェミョンは高宗に、チェ・イクヒョンが放免されれば父は雲弦宮に戻れないと言い、意を曲げてくれと訴えるが…。

世子の可愛いしぐさに大夫夫人の心は思わず和らぐ。大夫夫人は明成皇后に、永保堂イ氏を宮廷から追い出そうとしているかと尋ねると…。

日本船が釜山に入り修好を要求すると、朝鮮側は緊張感に包まれる。宮中では大臣たちの意見がまっぷたつに対立するが…。

日本船の事件後、朝鮮政府の議論は防備を固めることで落ち着く。その間に高宗は女官のチャン内人を寵愛するようになり…。

日本の軍艦が現れ、高宗はアン・キヨンに相談する。高宗から声がかからない大院君も、この難局を打開するのは高宗自身だと感じ…。

江華島で会談が開かれ、日本は武力で条約締結を迫った。不安に怯えた民は、大院君だけが日本と対決できると言って宮殿に押しかけ…。

チェ・イクヒョンらは日本との修好はありえないと主張。大院君も歴史ある宗家が崩壊すると、高宗の修好拒否の手助けを大臣に命じ…。

シン・ホンと黒田清隆の間で江華島条約が締結される。大院君はキム・ビョンハクにこの条約がどんなに不平等なものか説明するが…。

明成皇后はフン・イングンの家で世子を療養させる。日本からキム・キスが帰国すると、高宗は日本の近代化についてあれこれ質問し…。

大王大妃への朝の挨拶の席で、高宗と明成皇后はよそよそしい態度をとる。高宗のお気に入りのチャン尚宮のお腹はますます大きくなり…。

赤ん坊の大きな泣き声が、宮殿の中に響き渡った。チャン尚宮が元気な息子を生んだと聞き、明成皇后は寂しい微笑を浮かべた…。

チャン尚宮は明成皇后の下着を盗んで呪いをかけた。呪いが効いたのか、突然、皇后の陣痛が始まる。初産ではないのに、ひどく苦しみ…。

高宗に謁見するためやってきた花房義質公使はミン・ギョンホから、朝鮮の行使なら朝鮮の法度に従って挨拶するべきだと言うが…。

イ・ジェソンは日本公使館に火をつけ、ミン氏一族に打撃を加えようとしたが失敗。その報告を大院君にしたところ大院君に激怒され…。

イ・ジェソンを参考人として取り調べるつもりだった高宗は、本格的な捜査を指示。しかしジェソンが自首し、事件は別の局面を迎え…。

宮殿の扉は開いたが、高宗の許可なしでは中に入れない。しかしミン・ギョモは大院君が来たと高宗に知らせないようにし…。

世子の妃が決まり、式が執り行われた。式が終わると、高宗は6年以上も領議政を務めていたフン・イングンを解任し、刷新を図るが…。

給料が一部しか払われず、米の半分には砂が入っており、軍人らは怒りを爆発させた。しかしミン・ギョモは事件をもみ消そうとし…。

ミン・ギョモ宅では主は不在で、ちょうどそこに道峰所（トボンソ）の倉庫番が現れる。興奮した軍人は家を壊し火をつけてしまい…。

軍人たちの一部は捕盗庁を急襲して捕らえられていた仲間を解放し、一部は日本公使館に火をつけるなど組織的に行動するが…。

宮殿の門の前に集まった人々に対し大院君は、高宗がミン・テホとミン・ギョモを渡さないなら中に入ってもいいと同意し…。

明成皇后の行方も生死も不明のままで、高宗の心配は続く。大王大妃はこれ以上、宮殿の中をかき乱してはならないと主張するが…。

大院君は10年ぶりに権力の座に上がった。問題になった別技軍を解体し五軍営を復活。高宗が行った開放政策を白紙に戻すが…。

明成皇后の遺体はなく、皇后が死んだのを見た者もいない。皇后の葬儀には様々な問題が浮上する。高宗は悲しみに暮れるばかりで…。

大院君は明成皇后の葬儀の準備を促すが、大臣たちは遺体なしでどうやって葬儀を行うのかと反発する。高宗も喪服を着ることを拒み…。

大院君は皇后が生きているではと思って職を疎かにする者を、断じて許さないと大臣たちを脅した。高宗は不満を表すが…。

高宗は明成皇后が生きていると知り、直ちに皇后を連れ戻そうとする。しかし大院君が刃を光らせている今、宮殿に戻すのは危険で…。

高宗の意見が大臣らに後押しされたにも関わらず、大院君は全く動じない。大院君は明成皇后の命を助けるため国喪を宣言したと言い…。

明成皇后からの手紙には、宮殿に戻る道を作ってくれと書かれていた。大王大妃はその道を自分が作ると高宗に告げるが…。

長い間の逃亡生活で明成皇后は風邪を引くが、宮殿に向かう足を止めない。高宗らは雲弦宮の者が宮殿にやってくるのを問題視するが…。