花房公使が軍隊を率いて宮殿にやってくると、被害補償と開港地拡大を要求。三日以内に答えを出さなければ、武力行使すると脅し…。

日本がなぜ朝鮮の内政に干渉するのかと大院君は怒りを露にした。しかし大臣たちは、日本に抵抗する力は自国にはないと訴え…。

日本との交渉を円滑にするには、大院君をしばらく退けた方がいいと清国の軍隊は忠告する。大院君が高宗の意見に従うと言うと…。

馬建忠は大院君を訪ね、清国が朝鮮に派兵したのは日本を警戒してのことだと説明した。そして日本軍が引けば清軍も退くと約束するが…。

清軍は大院君を輿に乗せて軍艦に連れ去る。一足遅れで駆けつけたイ・ジェヨンが抗議するも、すでに大院君を乗せた軍艦は港を離れ…。

大夫夫人は大院君が戻るまで門を開けないと、明成皇后に了承を求めた。大院君は天津に連れていかれ、李鴻章と面会した後に幽閉され…。

イ・ジェミョンは大院君の惨めな生活を目の当たりするが、大院君は精神だけはしっかり生きているので心配しないでくれと言った…。

アメリカに報聘使として送られていたミン・ヨンイクが、ヨーロッパを巡って1年ぶりに帰国。改革派は計画を実行ら移そうとするが…。

キム・オッキュンは日本の力を借りて清軍の介入を防ぎ、朝鮮は独立国だと宣言して改革を行おうと話す。高宗と明成皇后は勅書を下し…。

政変の日、高宗と明成皇后は清国の干渉から抜けだし、新しい国を作ろうと誓う。そして離ればなれにならないようにと約束し…。

開化派は高宗の御駕を運び出すのに成功し、竹添公使と日本軍将校の到着を待った。大王大妃らは景祐宮に移っても心配で震えていたが…。

高宗は許しもなく無慈悲な殺戮を行うのは、改革を意図するのではなく王室の打倒するものなのかとキム・オッキュンに詰め寄ったが…。

日本軍と開化派軍は清国に全く歯が立たず、高宗と明成皇后は北山に逃げる。キム・オッキュンは高宗を仁川に連れて行こうと考えるが…。

高宗が日本軍隊の出動を要請した文書が、朝鮮に不利になると明成皇后は心配する。高宗は開化派を抑えられなかったことを後悔し…。

高宗が崇礼門まで迎えに来たのを見て、大院君は感激する。しかし宮殿の中に入ることはできず、そのまま雲弦宮に向かうが…。

宮中の女子供が政治に干渉してロクなことはなかったと、大院君は明成皇后を批判して皇后の座から退くことを主張。二人は対立するが…。

キム・ホンは大院君に、袁世凱の陰謀を防ぐには王室の和解しかないと言った。大院君は大王大妃の見舞いを理由に宮殿に入るが…。

朝鮮初の電灯が景福宮にともり、真昼のような明るさに宮殿の人々は感激する。大夫夫人はチュ・ウォリという妓生を大院君の家に入れ…。

大院君がおかしな夢を見たので、チュ・ウォリは寝所を変えることを進めた。その晩、刺客が大院君の元の寝所に匕首を差して逃げ…。

伊藤博文と井上馨は、清国と戦争せずに朝鮮の宗主権を奪おうとする。朝鮮を征服すれば、次に大陸進出の夢が叶うと考えたからだが…。

朝鮮官軍が東学党の乱を鎮圧できなかったため、清軍が出兵した。しかし清国は朝鮮の内政に絶対に干渉しないと袁世凱は言い…。

景福宮に侵入した日本軍は高宗と明成皇后を軟禁し、大院君に政治を取ることを求めた。宮殿に無断で入った理由を大院君のせいにし…。

1894年6月23日、日本軍艦が清国艦隊を攻撃し日清戦争が始まる。機先を制した日本軍が戦闘に勝利し、もはや誰も日本軍を止められず…。

ミン・ウンシクとミン・ヨンイクの処分を巡り、大院君と明成皇后は対立。大院君のミン氏一族への苛酷な粛清に皇后は腹を立てるが…。

キム・ホンチプを領議政に置き、軍国機務処が誕生。日本はここを通じて朝鮮の内政に干渉する一方、大院君と明成皇后の仲違いを助長し…。

イ・ジョンヨンを使い、明成皇后と大院君を仲違いさせようとする計画は順調に進む。噂を耳にした二人の距離はどんどん広がり…。

井上馨の目的は大院君と明成皇后の対立を利用し、朝鮮王室を崩壊させることだった。それが朝鮮を飲み込むのにいいチャンスだと考え…。

明成皇后は世子の妃を叱った。世子の妃は父の命日も関わらず、ミン・ヨンイクが外国に追放され誰もチュソクをしてくれないと嘆き…。

岡本公使は高宗に西洋式の服と断髪を勧めた。日清戦争の戦況が日本に傾くと、井上公使はイ・ジョンヨンをその座に座らせようとし…。

大院君は白衣で従軍するという意味をこめて、全身一色の服で宮殿に入る。またイ・ジョンヨンを大逆罪で裁いてくれと上訴したが…。