一男は結婚の許しを請うため、実とともにソアラの実家を訪問。元ヤクザの父・ヒロミが醸すそこはかとない迫力にたじろぎつつも、一男は立派に夫、そして父になる覚悟を伝え、男としての責任を果たすとヒロミに告げる。

実の留守中、カフェ「日だまり」に、９年前にメグミを殺した加害者・外山がやってくる。外山は初対面の恵に、服役中に幽霊となって刑務所に出てきたメグミに惹かれ、人間と幽霊、加害者と被害者の壁を乗り越え、道ならぬ恋を続けてきたと告白。

才悟と恵以外には見えない、幽霊のメグミが家族の一員と認められ、真田家は増えたり減ったりしながらも無事に新年を迎える。

才悟を連れ、家出した恵も無事、川越の実家から帰り、一度はいなくなったメグミもまた姿を現し、真田家に笑顔が戻った。

無数の世界線。そのどこかにある、奇跡。友情という名の宝玉。彼らは走り続ける。スパイとかスパイじゃないとかどうでもよくなっちゃった同志に送る珠玉のハートフルコメデイ、ここに完結！

真木日和（まきひより）は高校進学を期に、憧れの1人暮らしをするはずだった……のに、なぜか幼馴染の向奏志（むかいそうし）とルームシェアをすることに――！？しかも、奏志はいきなり…。

同棲という予想外の展開で始まった高校生活。新生活に張り切る日和（ひより）は、早起きして自分のお弁当を作ることに！…が、そこに奏志（そうし）が「おれのは？」とちょっかいをかけてきて…。

突然の同棲と、慣れない学校生活が原因で調子が悪くなってしまう日和。保健室へ向かうと、そこにいたのはもう１人の幼馴染・宮原成（みやはらなり）だった。成は養護教諭になり、ここで働いていたのだ。偶然の再会に安心し、ベッドでぐっすり眠る日和。そんな寝顔を見つめる成だったが…。

学校で再会したもう１人の幼馴染・成は、なんと日和のマンションの隣人だった！？日和の両親が心配しているからと、部屋にあがり込む成。そんな強引なペースに乗せられ、なぜか奏志・日和・成と川の字で眠りにつくことに。それは長すぎる夜の幕開けだった…。

なかなか新しいクラスに溶け込めない日和。そんな中、突然日和を呼ぶ声が。振り返ると、そこには同じクラスの杏里（あんり）がいた。天真爛漫なペースの杏里とは友達になれそうにないと思いつつ、徐々に親しみを覚える日和だったが……。

林間学校が始まった。そんな中、杏里から相談を持ち掛けられる日和。「男子に告白したいので協力して欲しい！」と真剣なお願いに戸惑いつつも、協力することに決める日和。しかし、その相手はまさかの…！？

林間学校中、杏里の奏志への告白に協力した日和。気を使って２人きりにしてあげる日和だったが、なぜかもやもやしてしまう。そんな日和のところに奏志が駆けつけて…。

林間学校の夜、奏志に告白された日和…。「返事は帰ってからでいいから」。奏志の言葉に対する日和の答えは！？

もうすぐ奏志の誕生日！プレゼントを買おうにも懐が寂しい日和。杏里に紹介してもらったファミレスでアルバイトをすることに。ドキドキの初出勤…だが、そこには不愛想で怖い先輩・木城隼人（きじょうはやと）がいて…！？

不愛想な先輩・木城に怯えつつも、楽しいバイト生活を送る日和。ところが、日和の知らないところで奏志と木城のバトルが始まる予感…？！

バイトで疲れて帰宅してきた日和。奏志が「マッサージしてやろうか？」と優しい言葉をかけてくる。お願いする日和だったが、何やら奏志の様子がおかしくて…。

テストが近いため、日和はバイト先のレストランで奏志と杏里の３人で勉強中。その様子を遠目で見ている木城のことが気にいらない奏志だったが…。

白河圭太は14歳の娘・瞳と2人で暮らすシングルファザー。9年前、弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子が家を出て行って以来、奮闘しながらも娘と良好な関係を築いてきた。

圭太から、瞳が誘拐されたと聞いた由貴子は、自分に任せてほしいと圭太を諭す。しかし、由貴子がただならぬ事態に巻き込まれていることを察知した圭太は、これまで胸の内にしまっていた過去こそが事件の発端なのではないかと問いただす。

帝東建設の不正の証拠を手に入れた圭太は、誘拐犯との取引を前に由貴子の身を案じる。しかし、由貴子はそんな元夫の心配をよそに、不正データが入ったUSBを手に、誘拐犯の二本松と対峙する―圭太と菜七子は瞳の帰りを待ちわびる。

会社を解雇された圭太は帝東建設社長・長沼に取引を持ち掛ける。脅迫されたことに憤慨した長沼は、圭太が去った後ある人物に電話をかける。

10年前の火事で死者がいたうえに、圭太がその被害者遺族に密かに金を送っていたことを知った瞳は、娘の罪をひた隠しにしてきた圭太を軽蔑し、家を出て行ってしまう。

圭太に3億円を奪われ、計画を狂わされた由貴子は怒りに震え、金を取り戻そうと躍起になる。

圭太は奪った金を警察に見せて由貴子の罪を公にしようとするが、隠していたはずの3億円はこつ然と姿を消していた―由貴子に金を奪い返されたと考えた圭太は竜二に接触。

由貴子を法の下で裁くため、竜二と手を組むことにした圭太。早速、長沼の失脚をもくろむ竜二の指示どおり帝東建設の不正の証拠を週刊誌にリークする。

由貴子を乗せた小型船が、圭太と菜七子の目の前で爆発した。警察の調べにより、爆発が事故ではなく故意である可能性が浮上し、疑いの目は元夫の圭太にも向けられる。

由貴子が生きていることを知った圭太は、瞳のためにも今度こそ元妻と決着をつけようと決意する。奪われたパスポートを取り戻すために必ず接触してくると確信した圭太は、由貴子からの連絡を待つことに。

若手実力派漫才師のたくろうが登場！2人が繰り広げる独特の空気感にももクロも爆笑！

OLとして働く環は、会社が終わるとポルノ漫画家である晴明の仕事を手伝っていた。そんな環は妹の夫でもある晴明と仕事だけでなく、不倫関係でもあった。

あゆ子は、亡くなった夫の貴重な蔵書を処分するために古本屋を呼んだ。彼女は遺品を整理している中で夫の日記を見つけ、その最後に書かれていた人物と夫との不倫を疑っていた。