町で見かけたモウカクを追いかけて妓楼（ギロウ）に入った雲歌は妓女と間違われ…。

劉弗陵（リュウウツリョウ）の姉・鄂邑蓋公主（ガクユウガイコウシュ）が劉弗陵を招いて宴を催す。

劉病已（リュウヘイイ）と許平君（キョヘイクン）が結婚し、雲歌は9年間の想いに区切りをつける。

9年前に出逢った雲歌（ウンカ）に恋い焦がれながら、いまだ天才料理人の正体が百合（ハクゴウ）と名乗った雲歌だとは気づかない劉弗陵（リュウフツリョウ）。

雲歌が鄂邑蓋公主（ガクユウガイコウシュ）の誕生祝いの宴で料理を担当することになる。

モウカクと共に死期の近い陸風（リクホウ）の見舞いに訪れた雲歌（ウンカ）。彼女は思いがけず陸風から流星組の頭の証となる令牌を授けられるが…。

モウカクが霍家（カクケ）に婿入りするという噂を聞いた雲歌は驚きを隠せない。しかも、霍成君から「モウカクがあなたに近づいたのにも何か理由があるはず」と吹きこまれ…。

モウカクに密談を申しこまれ、甘泉宮（カンセンキュウ）に向かった劉弗陵（リュウフツリョウ）。

劉弗陵を襲ったのが霍光（カクコウ）の息子・霍禹（カクウ）と勘づいたモウカクは、その証拠を見つけ出すと劉弗陵に約束。

かつての想い出の品を見て劉長風（リュウチョウフウ）が劉弗陵（リュウフツリョウ）だと気づいた雲歌（ウンカ）。

ついに劉弗陵が雲歌に長年の想いを告白するが、雲歌は「あなたとの約束を守れなかった」と泣きながら甘泉宮（カンセンキュウ）を出ていく。

目覚めたものの何も思い出せないという雲歌（ウンカ）に、回復するまで甘泉宮（カンセンキュウ）で静養してほしいと頼みこんだ劉弗陵（リュウフツリョウ）。

雲歌が記憶喪失のふりをしていたことは、モウカクにも劉弗陵にも見抜かれていた。モウカクは「君への想いに嘘はない」と懸命に訴えるが…。

せめて1年、自分の元に留まってほしいという劉弗陵（リュウフツリョウ）の願いを聞き入れた雲歌（ウンカ）は、宮女の身分で宮中に住むことに。

劉弗陵の温情により仕官の夢が叶った劉病已は、霍光（カクコウ）の下で政務を担当することになり、すぐに高い評価を得る。

宮中で大みそかの祝典が開催され、雲歌（ウンカ）も宴席に出席する。しかし、雲歌の立場は危ういものだった。

霍禹による卑劣な陰謀で水に落ちてしまい、命を落としかけた雲歌。彼女は死を覚悟した時にはじめて、自分の望みは劉弗陵と共に生きることだと確信。

劉弗陵（リュウフツリョウ）と一緒に元宵節（ゲンショウセツ）を過ごしたいと願う上官小妹（ジョウカンショウマイ）のため…。

勅命によって劉詢（リュウジュン）の名に戻り、陽武侯（ヨウブコウ）に封じられた劉病已（リュウヘイイ）。

劉弗陵（リュウフツリョウ）の体調が優れないと聞いた雲歌（ウンカ）は、カコウデンを訪れて彼の回復を祈願。

水に落ちて以来、咳に悩まされている雲歌。彼女は劉賀から贈られた沈香のおかげで咳が楽になり、夜も眠れるようになっていた。

劉弗陵（リュウフツリョウ）は皇后の座を狙う霍成君（カクセイクン）から上官小妹を守るため、ついに彼女と床入りの儀式を行うことを決める。

雲歌から重い病に苦しむ劉弗陵の治療を頼まれたモウカク。彼は劉弗陵が完治すれば自分に嫁ぐと雲歌に約束させる。

百合（ハクゴウ）は自分の体を犠牲にして解毒薬をつくり、そのおかげで劉弗陵（リュウフツリョウ）の容態は少しずつ快方に向かう。

劉弗陵が毒に侵されたのは、5年前から彼の命を狙っていた劉賀（リュウガ）の仕業だったことに気づいたモウカクは…。

劉弗陵（リュウフツリョウ）が崩御すると、その事実は瞬く間に宮中に知れわたる。そして、霍光（カクコウ）は劉賀（リュウガ）を即位させるため…。

霍光の陰謀で長安に到着した劉賀の一行が賊に襲われ、劉詢（リュウジュン）に濡れ衣が着せられる。

霍光（カクコウ）の敵に回ったことで、即位27日目にして帝位を剥奪され追放された劉賀（リュウガ）。

雲歌が劉弗陵（リュウフツリョウ）の忘れ形見を身ごもっていると知ったモウカク。彼はお腹の子を犠牲にしなければ雲歌の命は救えないと悟り…。

霍光（カクコウ）が雲歌（ウンカ）の父と義兄弟だったことがわかり、霍家（カクケ）に養女として迎え入れられることになった雲歌。