結成20周年を迎えたバンド・ロノウェ初のワンマンライブ。

下北沢の再開発でシンボルの本多劇場が取り壊されるという事態が発生。そんな中、開発推進派の区議・壱河源一の娘・悦子と、開発反対派の役者・丹澤航平の結婚パーティーが開かれることに。

発行部数の減少により経営危機に陥った巨大新聞社・日本新報が新聞社初となる身売りを決断。交渉相手は外資系ネット通販会社・AMCジャパンの社長である青井聡太（三上博史）だった。

青井が身売りを引き受ける条件として日本新報に突き付けたのは、「紙の新聞の全面停止」だった。あまりに過激な要求に反発する日本新報経営陣。

長澤の画策により、身売り交渉の内容が日本新報社内に知れ渡ってしまう。社内世論は身売り反対に大きく傾き、新里は苦境に立たされる。

身売り話をつぶすべく、三池はAMCジャパンと日本新報に対する圧力を強めてきた。反発した青井は、三池のスキャンダルを暴いて反撃することを決意。

日本新報のAMCジャパンへの身売りに反対する長澤は、日新テレビとの連帯を発表。さらに実の娘である亜都子に裏切られた青井は告発強要を糾弾され、一転して窮地に追い込まれる。

刑事の水沼と、精神科医の上条、司法書士事務所に勤める理恵は、借金を抱えていた。

警視庁監察官の越川は、水沼刑事の不審な行動に目をつけていた。

借金返済まで残り10時間、と返済期限が迫る。

猪熊はだまされたことに憤慨し、復讐のために雇った侠勇会に理恵を誘拐させる。

磯村をだますために最も重要な商談の日に、水沼は監察官の越川に連れ去られてしまう。

啓輔は津島からだましとった3億円を山村への返済にあてる。

借金返済の新たなターゲットは、悪質な天下り官僚・磯村に決まる。

啓輔は翔太を守るため、山村の事務所に乗り込む。

長山学園を訪ねていた啓輔の前に、突然美穂が現れる。

啓輔は優子に呼び出され、衝撃的な事実を知らされる。

越川の作戦が失敗に終わり、落胆する啓輔と美穂。

高級老人ホーム“写楽ホーム”に暮らす元刑事・若月軍平と元大泥棒・関屋乙松は、ひょんなことから慰問にやって来た小学6年生の3人組、立川勇、猪木正太、高見千佳と知り合う。

目を覚ました三樹ミチルは、見知らぬ場所にいた。ここはどこなのか？戸惑うミチルに声をかけたのは、総合案内係として働くシ村だった。シ村の言葉で殺されたことを思い出したミチルは、他殺課でイシ間に「どうすればあの女に復讐できるのか」と訴える…。

偶然「死刑課」の部屋にたどり着いた三樹ミチルは、シ村、ニシ川らが死刑囚だったことを知ってしまう。

シ役所職員全員が死刑囚であることを知った三樹ミチルは、シ村に「人殺し」と言い放つ。その瞬間にシ村が見せた表情は、普段は見せない厳しいまなざしで、ミチルは思わず言葉を失う……。

シ村が死刑になったのは自分の娘を殺したからだった。衝撃の事実に驚愕する三樹ミチルに、シ村は冷静に、成仏の期限まであと１日と告げる。

「お姉さんのことも後悔してないの？殺人犯の弟、持っちゃったんだよ」ミチルが放った言葉に動揺したハヤシは、初めて“反省したい”と思う。

病院着姿の佐尾高茲が病死課にやってくる。病死申請書に書かれた職業は「芸人」。生前、佐尾は高関一文と「カニすべからく」というコンビを組んでいた。

シ村（松岡昌宏）が高齢の女性の案内を終えると、他殺課・イシ間が中学生の女の子の受付をしながら、一緒に泣いているところを発見する。

イシ間がシ村から受け取った書類には、「任期満了に伴い、４９日以内に成仏するものとする」と書かれていた。突然のことに動揺する中、他殺課にやってきたのは、絵本を抱えた少女・小野田凛。

「加護の会に入信されていましたか？」――シ村はロビーにいた寺井修斗にそう話しかける。両指で輪を作る独特の仕草は、宗教法人「加護の会」信者の証。

イシ間が凛と成仏する日を迎える。凛を見つめるシ村は、まるで同じ年頃の娘・美幸の姿を重ねているかのようだった。

明治維新150年を記念して制作される大型時代劇「坂本龍馬」。このドラマの主人公坂本龍馬を演じる武田鉄矢は「もうこんな年だから来ないと思ってた人生最後の坂本龍馬を演じきる。」と意気込んでいた。